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タイガー・ウッズ

いよいよ2000年代に突入する。

もちろん突然世の中が変わるわけではないが、
彼の登場は間違いなくゴルフ界を変えた。

僕は学生時代ダンス以外にゴルフを始めた。
キャディのバイトをしていたのだ。

ゴルフができると、仕事仲間とも、
週末に遊ぶ時代だった。

1997年、タイガーは21歳でマスターズ初優勝。
PGA最年少賞金王、世界ランキング1位。

ゴルフは1日18Hを、
同じように回ることさえ難しい。
それが4日間は尚更、
それを1年とか気が遠くなる鍛錬だ。

だからこそ、帝王ジャック・ニクラウスは、
人間としても、尊敬されていた。

それにゴルフは白人のスポーツだった。
タイガーはそれも変えてしまった。

2000年、全米オープンから、全英オープン、
全米プロ、そして2001年マスターズと、
メジャー4連覇という偉業。

天候、コースが違えば、攻め方も違う。
4つのメジャーは、それぞれ違うから、
観てる方は面白いが、やる方は大変だ。

ゴルフは自分との戦い、自然との戦いだ。

タイガーは、ゴルフを楽しんだ。
その闘志や姿勢を、観客も一緒に楽しんだ。

それこそ、プロスポーツだった。

先日フィル・ミケルソンが、
50歳で全米プロを制した。
同い年の僕に、勇気を与えてくれた。

2019年に14年ぶり5回目の、
グリーンジャケットを手にした、
タイガーはまだ45歳。

交通事故からの1日も早い回復を祈って。

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