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SMB2020 10月予選準優勝グドラバレット

 2020年10月31日に都内で開催されたSMB(シークレットメガバトル)2020の10月予選(四期予選)に参加まして、準優勝しました!SMBは旧裏の現役時代だった20年前に実際に存在した日本一決定戦シークレットスーパーバトルをリスペクトした大会名で、4回の予選+敗者復活戦を勝ち抜いたプレイヤーでチャンピオンを決めるイベントのようです。準優勝なので本選の権利を獲得しました!イエ―ッ!v(≧∇≦)v 今回は、その時使ったデッキと簡単な大会内容を書き綴りたいと思います。


1.はじめに


 シークレットメガバトルは一年前に一度だけ参加しており、大敗しましたが、その後東北の対戦会でキングドラ軸を使ったところ成績が良く、この時から何となくキングドラに使いやすさを感じていたので、10月予選は再びキングドラを使うことにしました。

前回ブログ記事

https://note.com/d123monoris/n/n34fc89a0e055

 私が参加した一つ前の三期予選でキングドラが準優勝していたため、当然対策されると思いましたが、一からデッキを作る時間とカードプールが無かったことから、「キングドラ対策」を対策する方向でメタゲームを考えました。(個人的には、環境に合った強いデッキを使うことは重要なことですが、自分が使いこなせるデッキ使うことは更に重要な必須条件だと思っています。)

 キングドラデッキはかなり研究されており派生作品もありますが、多くの相手を見ようとすればするほどデッキそのもののパワーが落ちたり事故率が上がり多角経営に失敗した大手企業みたいになるため、明確なサブアタッカーを立てず、キングドラで相手を倒しきることをメインプランに、その障害となる要因を一つ一つ排除していきながらブラッシュアップを進めました。キングドララインを圧迫しないために、軽量カードをピン差しして必要タイミングでその都度サーチしていく形となったため、MTGでいう「シルバーバレット」デッキみたいだなーと思い「グドラバレット」としました。アグロとかウィニーとかとりあえずギャザの用語使うのなんかかっこいいよね。

2.デッキ概要

 詳細なリストはSMB運営のあさりのみそしるさんのブログに掲載して頂いたので、下記のブログで確認お願いします(逃げ

キングドラその2

https://jetome-magneton.hatenablog.com/entry/2020/11/01/124917

3.キングドラの主な死因とその対策

 ここでは、想定していたキングドラの敗北ルート(死因)と、それに対処するカードを紹介します。

☆死因その1 タッツーが噛まれる(わるいクロバット、プラパワンキル)

 キングドラHP90でかなりの耐久力を誇りますが、2進化で立ち上がりが遅いため、タッツーを狙われると展開できずに序盤に負けてしまいます。特殊能力によるダメージを重ねてくるわるいクロバットや、プラスパワー重ね掛けをしてくるイーブイ等は苦手です。(偶然にもどちらの攻撃方法もかみつく)そこで、ラプラス(サザン)を採用して序盤の壁にしました。

 ラプラスはHP70とたねポケモンとしてなかなかの耐久力を誇るほか、技の性能も回復+状態異常と場持ちが良いため、序盤の壁として適任でした。逃げエネが1であるため「ポケモンぎゃくしめい」の邪魔をしないのも良いです。

つがい

☆死因その2 焼かれる、感電する(キュウコン、ライチュウ)

 マルマイン(エネエネ)によるエネ加速で速攻で攻め込んで来るアタッカーも苦手です。これはタッツーが倒されるだけでなく、プラスパワー等を合わせられるとシードラ、キングドラも確定圏内に入るため育成が追い付かなくなります。これに関しては、エネ破壊でマルマインをトラッシュして相手のテンポロスを狙うことで対処しました。

 1度のエネ破壊程度では直ぐに立て直してくるため、最低2回はエネ破壊できるようにリムーブ2枚とカツラのヒトカゲを採用しました。トゲチックにはエネ破壊技はありませんが、虹エネルギーで相手のらいげきをコピーして撃つという最終手段があります。(この状況に陥っている時点で半分負け)

エネ破壊

☆死因その3 なんかハメられる

 キングドラは耐久力は優秀ですが攻撃力は延々と30ダメージを連打するだけであるため、ポリゴン(ファンクラブ)やドンファンで粘られると攻撃が通らなくなります。要は害悪に弱いです。その対処としては、トゲチック、ピチューを採用しました。

 トゲチックは、ポリゴンの「ハイパーテクスチャー」に対して「オールクリア」が撃てたり、色々と小回りが利きます。コイントスが絡むので不安定ですが、害悪系デッキは攻勢は激しくないため試行回数は稼げる場合が多いです(ドンファンに対しては闘抵抗)。ピチューは、害悪ドンファンのコンボパーツやプテラ、わるいラフレシア等に刺さります。

ピチュチック

☆死因その4 地獄のミラーマッチ

 はっきり言ってまともな決着がつきません。ただし、キングドラ+サブアタッカーのパターンはプラスパワーが入っていなかったり、ポケモンセンターの枚数が少なかったり、どこかしらに無理が生じている場合があります。制限時間50分(今大会限定)、デッキ60枚、全て使い切るつもりでのんびり戦いましょう。相手がサイドサーチのために出したコラッタあたりをピチューで狙って、後はひたすら泥仕合してサイド差で逃げ切る等勝ち筋は意外とあります。ある程度キングドラが揃った後は、ドロソはあまり使わない方が良いです。

キングドラ3

4.対戦レポート

 全体的にピチューが刺さってました。以上(雑)

 二期予選で鋼ラッキーが上位を独占していたので、その対策に火力偏重な環境となっていました。R2でマッチングしたねねしさんは、完全にピチュー対策切っていたそうです。低体力高火力アタッカーが多かったのは、低打点なキングドラでもサイドカードが稼げるので良かったと思います。後はまぁ、ざっくりいうと私の対戦相手の皆さんがスイスドローで善戦してくれたので繰り上げ2位の準優勝となりました。(最終ラウンドの1番卓は ねねしさん VS B3さん)

 11月の本選ですが、せっかくなのでチャンピオンを目指して頑張ろうと思います。だって、努力をすれば誰だって、カードマスターへの道を開くことができるんだから。-完-

カードマスター


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