投資をする前にすべきこと
今回は、【資産運用スキル】についてお話ししていこうと思います。
・投資は順序を踏んで行うべき
投資は大きく以下の5つに分けることが出来ます。
順序通り投資を行わないと成功する可能性が低くなってしまいます。この図からも分かる通り、『自分の稼ぐ力を強くする投資』から始めていく必要があります。
・あなただったら、右の会社(A)と左の会社(B)どちらに投資しますか?
多くの人が利益率が高いことを理由に、左の会社(A)に投資をすると思います。
がしかし、よく考えてみてください。
【売上 - 経費 = 利益】となるため、利益率を増やすためには『経費』の内訳が重要になってきます。
『経費』の内訳が、『変動費』か『固定費』によって利益率が大きく変動します。
『変動費』は、売上に比例して増減するのに対して、
『固定費』は、売上にかかわらず一定です。
〈会社A〉
平均売上2倍程度・利益率50%だった会社がある日突然売上が下がってしまうケースも考えられます。もし、4年目,5年目に売上が2倍に減少したとしたら、この会社は『固定費』が高いので株主や投資家への配当はできないとういうことが分かります。
〈会社B〉
続いて会社Bをみてみると、『固定費』が少ないため、4年目,5年目に売上が下がったとしても利益はプラスになっているため、『利益が継続的に出やすい会社』であるということがわかります。
会社にとって『いくら稼ぐか』ではなく、『いくら残すか』の方が重要です。また、利益率と利益継続年数で投資を決めるのが原則であり、見極められないと投資は失敗してしまいます。
そうならないためにも、見極められるスキルを身につけるために『自己投資』が最重要です。
・「投資は早いうちにやったほうがいい」は嘘!
よくFPの方や投資信託の営業の方々は、「投資は早いうちから始めたほうがいい」と言いますが、これは全くもって嘘です。
早めに投資運用を始めた場合と(左図)、10年間を自己投資に充て、十分にスキルを身につけてから投資運用を始めた場合(右図)を比べてみると、月配当の割合が大きく違うことがわかると思います。
焦って投資するのではなく、投資する資金を準備できるくらいのスキルをまずは身につけ、それからその資金を投資に回していくべきなのです。
これらを参考に、積極的に『自己投資』をするようにしましょう。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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