VRChat上でマイクミュートのON/OFFに連動させてアクセサリーの表示を切り替える
■やるとどうなる
ミュート中のみアクセサリーを表示することで、周りの人たちにマイクオフであることを視覚的に伝えられる。(お母さんが来た、何かを口に含んでいる、等々)
ミュートのまま喋っていることに自ら気づける可能性がちょっぴり上がる。
■とりあえずやってみたい人向け手順
細かいことはどうでもいいのでとにかく今すぐやりたい人向け
参考画像のUnityは英語表記を使用
日本語化した場合もボタン類は同じ位置
1.ミュートに連動して表示させたいアクセサリを装着
そもそもミュート中に表示/非表示を切り替えたい物が無ければ始まらない
2.FXレイヤーを開く
FXレイヤーはハンドサインと表情の変化を紐づけたり、アバターによっては服の着せ替え等々を設定しているすごいやつ
3.MuteSelfパラメータを追加
ユーザーのミュートON/OFFが切り替わった情報を受け取る為の目印をFXレイヤー内に作る
4.ミュート連動用のレイヤーを作成
どういう条件の時にミュート中アクセサリの表示/非表示を切り替えるかを設定する
5.アニメーションの作成
残すはアクセサリ表示/非表示のアニメーションを作るのみのウィニングラン
■補足
MuteSelfって何
VRchat側が全プレイヤーに最初から用意しているパラメータ。
現在ユーザーがミュートであるか否かの情報が入っているので、そのパラメータを使いたい目印を立てておくと情報の更新があった時に教えてくれる。
手順2でFXレイヤーに作成した"MuteSelf"パラメータがその目印の役目を担っている為、パラメータ名に"MuteSelf"以外を設定するとマイクのオンオフ状態を教える先がわからなくなってしまい動作しなくなる。多分。
■終わりに
記事中の可愛いアバター → "龍のヨルちゃん"
記事中でミュート連動させた素敵アクセサリ → "VRC向け 絆創膏(Band-aid) A"
記事中で使用しており、参考にさせてもらっているアニメーターコントローラー → "VRChat向けCustom Animator Controllers"
終わり。