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夏、頭、恋とかの詩集

いつまでも私の中に残る言葉がある。他人の言葉は細胞内共生する。 私の一部を作るのは私ではないが、それでも私は私という存在なのだ。 いつしか境界を意識しなくなるときがある。それは成熟、傲慢、人格、様々な言葉で呼ばれ、新たな共生となっていく 翳りしも熱の醒めない夕の日に 染まる雲と蝉の声、髪の間から入って心に透き通る風、ムクゲ、巡り合うたび切なく 見惚れて 頬が緩む この季節に恋をしている 陽に照るメイクにアクセサリー、指輪は艶やか 見た目なんて数年経ちゃ変わるけど、足どり

    • グレイテスト・ショーマンのおもしろさ

      まず歌が良くてテンション上がるしテンポよくサクサク進む。これだけで最高なんですけど 主人公とショーをする人の関係が好きなんだ 主人公は新しいショーをするに当たって障害がなに?むしろそれで儲かるならいいじゃん!と身体的な障害などで奇異の目で見られていた人たちの手を引っ張って無事にショーは成功。 だがすぐその後、その人たちに見た目を原因にパーティーに参加させなかったりもする。 →ここでは儲かるための利己心からパーティー参加させなかったり不当な扱いをするっていう避難すべき点と

      • 短編小説 神と召使い

        「神様、朝ご飯ができましたよ。」召使いは神にお膳を渡した。 「ありがとう。おまえの作る焼き魚と漬け物がはたいへんにおいしいよ。」神は受け取る。  神は自身の存在を在るものにも無い物にもできて、この世の空気や水、生き物を創った存在だ。 召使いは神に召使いとして神に創られたので神に仕えていた。  「今日は海の向こうの街を救いにいこうか。」神様は創った生物の周囲環境を創ったり、その調整を忘れた街を救いに行ったりしている。召使いは思った。創ったんだからどうしても良いだろうが生

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