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アナログだからこそ伝わった気持ち

商品を入れ込むだけで
会計が終わるユニクロ・GUのレジ

現在のレジという形ではないものの
2006年ぐらいには試行錯誤が
はじまっていたと記憶しています

私が入社したころは
電話・ファックスが主流で
お店用の携帯電話もなかった

社外のサイトは見ることができない
イントラネットだけがあり

本部からの情報共有閲覧と
Eメールを少し利用するぐらいでした

ほとんどのことは手書き
紙に出力して仕事をするのが当たり前

なかでも手間が多かった仕事が
「取寄せ業務」

来店されたお客様の
希望していた商品がなかった時
近隣のお店にあれば
お取り寄せするサービス

他店に在庫があるかどうかも
リアルタイムで把握できない時代

急ぎの場合は、電話して在庫があるか確認
急ぎでなければ、FAXで必要事項書いて確認

すぐに在庫が見つからずに
何回も電話したり、FAXしたり。。

ようやく在庫が見つかって
お店に郵送してもらったものがサイズ違いで
またイチから探さなければならないことも

現在の取寄せ業務はアプリ化されているそうで
電話やFAXは一切不要になっている
だいぶ負担軽減されたと思います

デジタル化の恩恵を受けるべき業務がある一方で
紙ベースで残しておいた方がいいと
感じる業務もあります

「日誌」と呼ばれるその日の仕事や
目標を書いているものなのですが

昔は店長が直筆で
今日はこうやって売上取るぞ、とか
今日の作業目標はここまでやるぞ、とか

スタッフの皆さんへの意気込みとしても
使われていました

文字の書き方や、大きさで
気合の入り方や熱量を感じたものです

もう手書きでやっている人はいないと思いますが
手書きの手紙をもらうような
心の動きを感じ取ることができました

あれはあれでとても良かったなと思います

業務のあらゆるものが効率化され
紙ベースのものがだいぶ少なくなったそうですが

デジタルとアナログを
上手に組み合わせていきたいですね

最後までお読み下さり
本当にありがとうございます

連続投稿518日目

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