眞子さまも、悠仁さまも、愛子さまも読んだ、“皇族絵本”の威力や、いかに? 辛酸なめ子が絵本読み聞かせに挑戦
――お受験を考えるエリート保育園児のみなさんに対し、絵本の読み聞かせにレッツトライ!
↑こちらの画像をクリックすると、拡大します。
こちらの記事で述べた通り、美智子さまをはじめ女性皇族の方々は、我が子の情操教育のために絵本を積極的に活用され、また女性誌をはじめとするメディアの側もその様子を積極的に報じてきた。そうした流れを受け、教育に対して意識の高い家庭は幼少時から子どもに好んで絵本を読み聞かせる傾向があり、そういう家庭は結果として、“お受験”への意識も高くなる──。
そこで、皇室ウォッチャーとしても知られ、本誌連載「佳子様偏愛採取録」も好評の辛酸なめ子氏に、女性皇族の方々が我が子に読み聞かせてきた絵本を使っての実際の読み聞かせに挑戦してもらった。協力してくれたのは、小学校受験を希望する園児が多数通うことで知られ、園児に有名人の子弟も多い「駒沢の森こども園」(東京都目黒区)。同園の代表は、大手出版社・角川書店(現・KADOKAWA)の礎を築いた角川春樹氏の愛娘としても知られる、角川慶子氏である。
今回、なめ子氏、そして保育士の先生に読み聞かせてもらったのは、秋篠宮家の悠仁さまがお好きだという『でてこい でてこい』、皇太子家の愛子さまがお好きだという『ぐりとぐら』、そして、皇后美智子さまが東日本大震災の被災者に寄贈したという『おおきなかぶ』(すべて福音館書店)。いずれも以前より広く読み継がれ、定番として知られる有名絵本である。
読み聞かせの詳細はページ上のなめ子氏のマンガに譲るとして、特筆すべきは、読み聞かせの間、園児たちがみな真っ直ぐな瞳で絵本を見つめ、食い入るように集中していたことである。もともと絵本に親しんでいる意識の高い園児だからなのか、あるいは皇族がたが読み聞かせている“皇族絵本”のやんごとなき魅力のせいなのか、筆者に判別はつきかねたが、しかしいずれにせよその場は、何か神々しいまでの幸福なアトモスフィアに包まれていたことだけはここに記しておきたい。
読み聞かせ終了後、角川氏はこのように語った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?