【セカオワ音楽批評】ティーン・ポップでありテーマパーク的!メジャーシングル6曲でたどる洗練化

――一部音楽ファンから叩かれ続けるSEKAI NO OWARIだが、そこで標的にされるのはイメージばかりで、サウンドの中身が議論されるケースは少ない。そこで今回は、その音楽性自体をじっくり見極めるべく、メジャーデビュー以降のシングル6曲をレビューしてみたい。

インディーズ時代の流れと葛藤の過渡期
『INORI』 

11年8月発表のメジャーデビューシングル。「花鳥風月」はSaori作詞・Fukase作曲、「不死鳥」はFukase作詞・Nakajin作曲、「Never Ending World」はFukase作詞・Saori作曲。

メジャー初のシングルは、「花鳥風月」「不死鳥」「Never Ending World」という3曲を収録したトリプルリードの内容。タイトルは震災後にリリースされたということも関係しているはず。「ポップなメロディとダークで鋭角的な言葉」というインディーズ時代の特徴を引き継ぎ、歌詞には急激に人気を獲得したバンドの葛藤も見え隠れする。打ち込みのリズムもまだまだ平板で、いわば過渡期の作品。

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