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「バンプや嵐と一緒に聴いてます!?」中高生がつくる"セカオ輪"の実態
――「厨二病だ」「イタい」などと揶揄されがちなセカオワワールド。この項では、そんなセカオワを愛するファンたちの動向を分析してみたい。10代が多いと思われる彼らファンは、セカオワをどのように聞き、そしてライブに足を運んでいるのだろうか?
『ROCKIN'ON JAPAN 』2014年4月号
概論部でも述べた通り、善悪二元論的でファンタジックな世界観が"厨二病"的だと揶揄されがちなセカオワ。ここで
ADHD? それともアスペルガー? 精神科医が読み解くFukaseの"病理"
――セカオワのキーマンであるFukaseの人となりを考えるとき避けて通れないのが、10代後半で経験したという精神病院への入院と、その際に下されたという「ADHD」という診断だ。過去のインタビュー等で度々語られてきたこうしたエピソードを我々はどう考えればいいのか? 発達障害にも詳しい現役の精神科医に分析してもらいながら、Fukaseの病理を丸裸にする!
セカオワを考える上で、決して避けて通ることが
"プロモーション"ビデオとしての正解がここに――SEKAI NO OWARIというサーカスへの没入
――ミュージシャンにとって、楽曲と共に発表されるミュージックビデオは、自分たち自身や楽曲の世界観を伝えるために欠くことのできないツールだ。ことに、現在のようなYouTube時代にはなおのこと。それでは、セカオワのMVには、いったい何が映し出されているのだろうか?
■3曲を1作に、世界観をトリックでつなぎ合わせ
「INORI」
「花鳥風月」「不死鳥」「Never Ending World」の3曲
【セカオワ音楽批評】ティーン・ポップでありテーマパーク的!メジャーシングル6曲でたどる洗練化
――一部音楽ファンから叩かれ続けるSEKAI NO OWARIだが、そこで標的にされるのはイメージばかりで、サウンドの中身が議論されるケースは少ない。そこで今回は、その音楽性自体をじっくり見極めるべく、メジャーデビュー以降のシングル6曲をレビューしてみたい。
■インディーズ時代の流れと葛藤の過渡期
『INORI』
11年8月発表のメジャーデビューシングル。「花鳥風月」はSaori作詞・Fuk
中高生の支持を受けながら、ネットでは"イタい"の大合唱!? 人気"厨ニ病"バンド・セカオワとは何者か
――アイドルとEXILEが席巻するJ-POPシーンで、健闘しているバンドがある。2011年にメジャーデビューを果たし、以後破竹の勢いで人気を伸ばしている、SEKAI NO OWARIである。10代を中心に熱い支持を集めている半面、ネット上では批判や揶揄も多く、その人気の理由はいまいち大人にはわかりづらい。"厨二病"とすら呼ばれる彼らの中身を、徹底分析してみよう。
7月にオリコンが発表した2014