国税庁が狙うジャニーズ、LDH事件簿――申告が不透明なファンクラブビジネスをめぐる攻防

――芸能プロダクションといえど、一企業であれば、税金を収めている。だが、ものを売るのだけが商売じゃない。どんぶり勘定とも言われがちで申告が不透明になってしまう部分があり、そこを国税に”狙い撃ち”されることもしばしばだ……。

一般的に、芸能プロダクションの会計は、どんぶり勘定ともいわれている。税務当局から申告漏れを摘発されれば、かなりの税額になることもあり、ジャニーズやLDHもその例外ではない。

「2000年代初頭にはバーニングプロダクション、アップフロントエージェンシーなどの有名プロダクションが次々と東京国税局から申告漏れを指摘されましたが、ジャニーズ事務所も6億5000万円、当時、EXILEが在籍していたエイベックスも3億円の申告漏れを指摘されました」(芸能記者)

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