読者の高齢化で社会福祉モノが人気!? 田岡組長との関係を語る自伝も…地方出版社が暴いた地域のタブー
――日本の各地には、その土地独自の文化などを伝える出版社が存在している。その中には、東京の人間にはなかなかアプローチできない、地元ならではのタブーを暴いたものもあるという。ここでは、東京ではお目にかかれない、そうした書物を発掘し、埋もれてしまった知のありかを紹介していこう。
現在、日本にある出版社の8割が東京都に集中している。一方で、残りの2割は地方出版社から発行された刊行物になるが、そうした地方の感性によって作られたタブー破りの書物にはどんなものがあるのだろうか?
「タブーに迫った地方出版社本といえば、かもがわ出版(京都府)の『京に蠢く懲りない面々』【1】をはじめとする『懲りない面々』シリーズや、神奈川新聞社の『ミナトのせがれ』【2】などが印象に残っている。ともに、その地域のフィクサーの暗躍が赤裸々に描かれています」と語るのはある経済ジャーナリストだ。
藤木企業は、横浜スタジアムの土地の権利も持っているという。今後、カジノ構想でどんな動きがあるか注目だ。
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