悪法の研究――正義と法の歴史学【2017年4月号第2特集】

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家制度の文化が薄れ、違憲となった法律も? 悪法は司法でどう扱われたのか? 最高裁が違憲判決を下した法律

――日本国における絶対的ルールである憲法。その憲法に反するという違憲判決が最高裁で下された法律は、「悪法と認められた法律」と言うことができるだろう。そこで法律のプロである弁護士2人に、最高裁で違憲判決が下された法律と、その背景について解説してもらった。

『最高裁の違憲判決~「伝家の宝刀」をなぜ抜かないのか~』(光文社新書)

 我々庶民の心に“もっとも寄りそってくれる法律のプロ”は弁護士だろう。

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悪法に立ち向かうカギはキング牧師にあり? 法哲学者が語る“グレーゾーンの悪法”への対処法

――2013年に成立した特定秘密保護法は、日本外国特派員協会に「報道の自由及び民主主義の根本を脅かす悪法」と断罪され、共謀罪の法案については日本弁護士連合会が反対の声明を発表。一部の人々から「悪法」とされるこの手の法律を我々はどう捉えるべきなのか。悪法問題を研究する法哲学者に話を聞いた。

『キング牧師―黒人差別に対してたたかった、アメリカの偉大な非暴力主義の指導者』(偕成社)

「悪法」として名

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“強姦罪”の消滅で変わるもの、変わらないもの…110年ぶりの刑法改正でも穴だらけ!? 強姦罪名称消滅でも“悪法”への懸念

――法律が時代に追いついておらず、悪法と呼ばれてしまうこともあるが、その一方で、改正されたにもかかわらずその懸念が拭えないものもある。ここでは、このたび閣議決定される新しい強姦に関する法律からその事例を見てみよう。

『強姦の歴史』(作品社)

 “強姦”が消える──3月7日の閣議決定において、110年ぶりに変わる見通しの刑法がある。1907年より続いてきた、刑法第177条“強姦罪”だ。2014年

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変化する時代に法律がついていけないジレンマ――法制定には為政者の都合が優先される? 少数派を不安に陥れる悪法誕生のカラクリ

――法の解釈はともかく、今現在も法律は生み出され、また改正が審議されている。ここでは、そうした法律の制作に携わってきたおふた方に話を聞き、法律制定の裏方側から、なぜ“悪法”が生み出されてしまうのかその理由を探ってみた。果たして悪いのは、政治家か? 官僚か? それとも国民自身なのか……?

 現在、国会を賑わせている共謀罪(テロ等準備罪)に対し、「悪法」の大合唱が鳴りやまない。

 だが、厚生労働省

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