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男と女の性愛学【2018年8月号第1特集】

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記事一覧

【Gカップ・橋本梨菜】が黒ギャル文化と邂逅!――日本一黒いグラドルが挑戦! 90'sギャル文化再考

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

――ミニスカに厚底ブーツ、茶髪に細眉、肌の色はとにかく黒い。渋谷「109」のスタッフが“カリスマ店員”と呼ばれた1990年代後期、そこからスタートしたと言っても過言でない“黒ギャル文化”。もはや、肌の色は暗闇じゃ見えないほどにガングロとなり、メイクも派手を超越した代物に! そんな時代を再考すべく、橋本梨菜ちゃんが2018年版アップデート黒ギャ

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「今夜、夜食どうする?」の隠語が飛び交う世界……アツいのは京都! 芸能人と一般人の合コン最前線

――未成年との飲み会が問題視されて、活動を自粛していたジャニーズのユニットNEWS小山慶一郎。そもそも、こうした飲み会はどういった事情で開催されるのだろうか? 関係者の話から、その最新事情をリポートしてみたい。

謹慎してるものの、『news every.』(日テレ)公式HPにはいまだ登場している小山だが……。

 7月3日深夜、文化放送のラジオ番組『KちゃんNEWS』で活動を再開したNEWSの小

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時代は男性優位から共感へ――100万部のヒットを生み出すハウツーSEX本の歴史的変遷

――アダム徳永の『スローセックス』シリーズや、『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』など、ここ10数年でも大ヒット作がいくつか登場しているハウツーSEX本の世界。同ジャンルでは女性向けの書籍は少ないが、「an・an」などの雑誌のセックス特集が同じ役割を果たしている。その変遷と、そこから見える性意識の変化とは?

多くの関連作品が制作された、加藤鷹氏の『秘技伝授シリーズ』。

 シリーズ累計7

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男が男をセクハラする描写も!――『おっさんずラブ』はゲイ差別ドラマか?

――この春に放送された『おっさんずラブ』。BLと同様、男性同士の恋愛を描いたそのドラマは話題になった一方、セクハラ/パワハラと感じられるシーンも見受けられた。LGBT的に問題はなかったのか――。

『おっさんずラブ』DVD-BOX(TCエンタテインメント)の発売も予定されている。

 2018年4月期に放送された連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。ダメダメな独身男・春田創一(田中圭)をめ

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BLはLGBT的にアウトなのか――腐女子は男性同性愛を搾取? LGBT時代に問うBLの功罪

――男性同士の恋愛やセックスが描かれたBLは、すっかり市民権を獲得した。だが、LGBTという言葉が日本でも浸透した今、その作品を生み出す女性作家や愛好者の“腐女子”は、男性同性愛を搾取・消費していることにならないのか――。この時代に、改めてBLという文化の功罪を問いたい!

オメガバースBLとして田中東子氏が挙げた夏下冬『奥様はα』。

 有働由美子、二階堂ふみ、吉木りさ、NMB48・山本彩らが、

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フォロワー13万人! ドスケベOL兼業マンガ家いつまちゃん登場! 一晩で4回絶頂!の実体験も……SNS発実録(風)エロマンガの中身

――女性マンガ家がそのセックス観を赤裸々に詰め込んだ、エッセイマンガがひそかに人気を集めている。ツイッターで13万ものフォロワーを集める気鋭のマンガ家・いつまちゃんのマンガを読めば、女性のセックス観を垣間見ることができる!かもしれない……?

(マンガ/いつまちゃん)

 現実にはあり得ないような巨乳を揺らしながら、エッチな女子があんなことやこんなことをシてくれて……。男性読者が好むエロマンガとい

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女性社員の生理休暇申請は逆セクハラ!?――化粧品・下着企業は男社会!? 女性活躍を謳う職場の真実

――経済誌や女性誌などで目にする「女性にとって働きやすい会社」という言葉。産休や育休はお手のもの、女性のための支援制度がきれいに整っている……かと思いきや、果たしてそこは地獄だった――。本誌企画ではおなじみ某女性下着会社に勤務する佐々木先生(仮名)の協力を得て、女性が働きやすい職場の現状を探ってみた。

「日経ビジネス」(日経BP社)が今年発表した「女性が活躍する会社」総合ランキング。「ジョンソン

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二階さん、出産拒否は無責任ですか!?――不可視化された人々への“信用創出”が課題



『結婚クライシス: 中流転落不安』(東京書籍)

――結婚をしない選択をした人や、シングルマザーがなかなか適正な保障を得られないのには、日本人が持つモラルが影響しているかもしれない。ブロックチェーンはそうした人々の権利を保障することになるのだろうか?

 6月26日、自民党・二階俊博幹事長は、東京都内で行われた講演後の質疑応答で「このごろ、子どもを産まないほうが幸せに(生活を)送れるんじゃない

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テクノロジーの発達で国家制度が形骸化する?――同性愛を排除する結婚制度にNO! ブロックチェーンで刻む永遠の愛

――ますます結婚や出産率が低下する日本。突き詰めれば既存の制度に対する不信感の表れでもあるようだ。そうした中で、新しいテクノロジーを使って独自の契約を果たす人々も現れ始めている。テクノロジーの発展は、結婚制度を崩壊させるのか――?

●婚姻件数及び婚姻率の年次推移
資料:厚生労働省「人口動態統計」

 ビットコインなど仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーン(以下、BC)を、結婚という領域に応用し

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陰茎や膣はどうやって作る?――これが「性器形成」のプロセスだ!

――性器形成の過程を、「男性→女性編」「女性→男性編」別にざっくりと見ていこう。

『LGBTを知る』(日経文庫)

「性器形成」のプロセス[男性→女性編]【1】陰茎と陰嚢切除
まずは陰茎や陰嚢の“中身”を取り出す。具体的には、陰茎海綿体、尿道海綿体を根元から切除し、陰嚢からも睾丸を取り出すことで、皮膚のみを残す。静脈や神経を温存することによって、後の陰核(クリトリス)形成に利用することも多い。膣

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性器形成はどのように行われているのか?――“勃起する陰茎”はまだ夢の話? “性器形成手術”の進化論

――今年4月、「性別適合手術」が公的医療保険適用の対象となったことが、関連メディアを中心に大きく取り上げられた。LGBTブームの昨今、「トランスジェンダー」という言葉も広く知られるようになったが、そこで行われている性器形成手術はどのように進化してきたのか? 医師や当事者に話を聞き、その基礎知識を学んでいこう。

『職場のLGBT読本:「ありのままの自分」で働ける環境を目指して』(実務教育出版)

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なぜ巨大なケツを振るのか?――ヒップホップと尻の妖しき関係を科学する!

――ラッパーのミュージック・ビデオで金、ウィード(大麻)、銃と並んで頻出するのが、女の尻である。ヒップホップとそれが分かちがたい関係にある理由とは――。近年の“尻アイコン”となっている人物も挙げながら、このカルチャーにおけるケツの意義を考察したい。

(モデル/左:RIMI、右:EMI)

 現在、アメリカのヒットチャートはラッパーに席巻されているように、グローバルな音楽シーンのメインストリームは

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ハリウッド女優だけでなく日本人も餌食に?――新たなる性犯罪が誕生!? 偽ポルノが世界に蔓延中

――欧米を中心に問題となっている「ディープフェイク」。ディープラーニングというAI技術を駆使して作られる、フェイクポルノの被害に遭っているのは、何もセレブだけじゃない。今後はこれがリベンジポルノに使われてしまう?

(絵/笹部紀成)

「『ワンダーウーマン』主演女優のガル・ガドットが、義理の兄とセックスしている動画がインターネット上に流出している!」

 昨年末、アメリカ版2ちゃんねると呼ばれてい

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男性諸君の素朴な疑問にナプキンちゃんが答える!――生理用ナプキンQ&A

――男性から寄せられた生理用ナプキンに関する素朴な疑問に、ナプキンちゃん(羽付き)がズバッとお答えするよ!

(絵/沖真秀)

Q.素材は何でできてるの?
A.使い捨てナプキンの一般的な構造は、肌に触れる「表面材」の下に「吸収体」、さらにその下に「防漏材」があって、さらに下に粘着剤が付いた「ズレ止め材」があるナプ。「表面材」にはほとんど全ての商品で不織布が使われてるナプね。ちなみに、「吸収体」に使

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