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日本のタブー【2018年9月号第1特集】

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記事一覧

うなぎひまわり七変化!――美人YouTuberの新星! 絶対に配信できない“禁忌”セクシーに挑戦!

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

――ある時はYouTuber、ある時は舞台女優――そして、デビュー戦に備える女子プロレスラー練習生としても活動する、マルチタレントうなぎひまわりちゃん。初の撮り下ろしとなるグラビアでは、本特集にちなんで、レースクイーンやキャンギャル、スクール水着、ブルマといった“タブー”な衣装のグラビアに挑戦!

(写真/飯野高拓)

 うなぎひまわり――一

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勢力の過去最低記録を更新中――ますます強まる規制、減少する全国の暴力団

――このところはその勢力の弱体化が一般的に語られるようにもなってきた暴力団。ここではその減少を数字とグラフで見てみよう。

近年の暴力団勢力の推移

 警察当局によると、一時期は全国で18万人の暴力団員が確認されていたが近年、その減少が確認されている。「暴力団対策法」が施行された1992年には約9万600人、そこから95年には8万人を割り込み、約7万9300人に減少している。ところが、97年には約

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修羅の国・福岡でもっとも危険な暴力団のシノギ――脱税事件でシノギの実態が解明! 暴かれた暴力団最大のタブー

――司法や行政、さらに民間などの反対姿勢もあって、暴力団への締め付けが厳しくなり、その勢力の弱体化が取り沙汰されている。そんな中で、九州で最も危険な団体とされてきた工藤会の活動の資金源が暴かれる事件が勃発した。暴力団最大タブーとされるシノギの実態とは?

『完全保存版 日本のヤクザ120人と昭和裏面史』(宝島社)

 暴力団が実態を明かしたくない最大の「タブー」が、活動を支える資金源ではないだろう

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ノーベル賞学者も傾倒――神の領域から合理性への対抗へ。学問としての心霊とオカルト

――死刑執行によって、ひとつの区切りがついたオウム事件。神秘主義やオカルティズムと紐付けられた論調は当時、多く目にすることができた。こうしたオカルト的概念は、19世紀の欧米では学術的に研究されたことも事実である。そんな「学問としての心霊とオカルト」は何を生み出したのだろうか?

『現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇』(筑摩書房)

 今回の特集で再三触れてきたオウム事件。ここで改めて触れるまで

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2010年代後半のスピリチュアル業界は、この2つが席巻!!――最近はやりの“子宮系”やら“ルナロジー”をざっくり解説

――近年、女性から急速に支持を得つつある2つのメソッドについて、簡単に紹介しよう。

膣にパワーストーンでできた棒を入れる!?
●子宮系メソッド

「子宮委員長はるの子宮委員会Official Site」より。

 子宮を女性性の象徴としてとらえ、「子宮の声を聴く」「子宮を自分の体の聖域として扱う」などの行為を通じて一種の開運につなげていくメソッド。子宮をスピリチュアル的に重視する考え方自体は、特

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なぜ、女性たちはスピリチュアルにのめり込むのか?――“上納金”を納めさせる場合も!? スピリチュアル業界の最新事情

――「妊娠菌」や「子宮メソッド」、はたまた「月相と引き寄せの法則」など、近年、スピリチュアル界隈が盛り上がりを見せている。かねてより批判も根強い同業界は、常に“アンタッチャブル”なものとされがちだ。こうした社会的断絶を引き起こしているものは何か? 識者の言と共に、スピリチュアルの今を追った。

神話学から魔女、スピリチュアルコンサルタントなど…スピリチュアルざっくり分布図
本来、宗教的・精神的な物

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高度経済成長期のツケで災害が噴出……日本の豪雨災害の裏にある宅地開発の闇とその歴史

――死者は200人を超え、“未曾有の天災”ともいわれている西日本豪雨。今回のような集中豪雨で起こる土砂災害は、大半がハザードマップの危険箇所とその周辺で発生。そのような場所が宅地化されたことにも問題はあり、被災した地域は「地元の人は家を建てない場所」との声も聞く――。

国土交通省が公開する『滑動崩落のしくみ』。地震時の造成宅地において、盛土全体または大部分が、盛土底面部を滑り、旧地形に沿って流動

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オシャレなブルックリンから貧困層が追い出される!――川崎ドヤ街の“浄化”は善か悪か? ジェントリフィケーションの功罪

――低所得者の居住地域を再開発や新産業の誘致で“高級化”することを、ジェントリフィケーションと呼ぶ。それは、その地域が抱えるタブーや問題をある種“浄化”する一方、家賃の高騰を引き起こして旧住民をしばしば追い出してしまう。となると、誰にとっても望ましい地域の再生なんて、あり得ないのか――。

ブルックリンのブッシュウィックにある、古い建物をリノベーションした意識高い系のオーガニック・ショップ。こうし

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渦中のロシア・ドーピング問題から、変なオジサンのインタビューまで……勝手に厳選! 今すぐに見られる“ヤバい”ドキュメンタリー12選

――オリジナル作品を中心に、サイゾー編集部が独断と偏見で“タブー破りのドキュメンタリー作品”12本を選んでみた!

■社会問題系『汚れた真実』
原題:Dirty Money/公開年:2018年/Netflixオリジナル

2015年に発覚したフォルクスワーゲン社の排ガス不正問題や、イギリスの金融機関HSBCホールディングスが麻薬カルテルの資金浄化を支援していた事件などを、関係者や識者への取材を通じ

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Netflixはドキュメンタリーを変える?――刑務所潜入にフォルクスワーゲン批判! 配信される“ヤバい”ドキュメンタリー

――『Netflix』や『Amazonプライム・ビデオ』『Hulu』といった動画サービスでは、地上波で到底見ることのできない過激なドキュメンタリーを数多く配信している。これらのサービスが花盛りとなった今、配信で見られる“タブー破り”のドキュメンタリー作品を紹介すると共に、これらのドキュメンタリーが量産される背景を見ていこう。

『Netflix』の「ドキュメンタリー」カテゴリの充実度は高く、オリジ

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悪質タックルの日大、セクハラ教授の早稲田、etc……危険な大学図鑑2018

――こちらの記事では、前記事「東京医科大学の補助金1億5000万円は少なすぎる!?――ヤバい大学はなぜ生まれる? 問題の裏にある歪な構造」で触れた大学4つを、最近の不祥事や年間収入などと共に紹介する。
※学生数と初年度納入金合計は 「週刊東洋経済臨時増刊 本当に強い大学2018」(東洋経済新報社)を、年間収入は各大学の決算報告書を参考。

■周知の事実だった名物教授のセクハラ
早稲田大学

(絵/

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東京医科大学の補助金1億5000万円は少なすぎる!?――ヤバい大学はなぜ生まれる? 問題の裏にある歪な構造

――学生ではなく、理事長、学長、部活動の監督、教授など、大学運営者による不祥事が相次いでいる。これだけ事件が続くのも珍しいが、そもそも大学の組織構造は多くの問題点を抱えているという。どういうことだろうか?そこで、個々の事例を分析しながら、大学が不祥事を引き起こしやすい理由について考察していく。

「日本大学の歴史」というページで紹介される田中英壽理事長。

 大学での問題に対する報道が続いている―

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Kダブシャイン×曽我部恵一が参戦――歪な愛国心が招く愛国ソング炎上の是非

――記憶に新しいRADWIMPS「HINOMARU」騒動。ネットを中心に賛否が分かれたが、当のアーティストである立場の人間は、どう感じたのか?業界きってのジャーナリズムの持ち主であるKダブシャインと曽我部恵一(サニーデイ・サービス)の両氏に、“愛国ソング”の本音を聞く。

※本稿では、反原発や政治批判をテーマにした楽曲も“日本を憂う”という広義の愛国ソングとして考察する

(写真/黒瀬康之)

 

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カルトと麻薬が交錯した時代を総括!――教団製LSDは超キマる!“オウムとドラッグ”噂の真相

――90年代、一連の事件で世の中を震撼させたオウム真理教。教団の修行でLSDを使用していただけでなく、自ら製造したLSDや覚醒剤を販売していた!? オウムとドラッグをめぐる噂の真相を改めて探りたい。

(絵/小笠原徹)

 2018年7月26日、オウム真理教による一連の事件で死刑が確定していた6人の刑が執行された。同月6日には教団の元代表・麻原彰晃死刑囚(本名:松本智津夫)ら7人の死刑も執行されて

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