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ヤバい雑誌【2018年3月号第1特集】

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2018年3月の記事一覧

【サイゾーPremium限定 拡大版企画】創業70年の老舗企業社長が喝!池上彰、佐藤優も頼る情報プロ集団“クリッピング”から見る雑誌の今

——「ご指定のキーワード、内容の記事を切り抜きます」——日々、何をせずとも溢れんばかりの情報が目に耳に入ってくる時代、我々が本当に欲する情報は、どのように入手すればいいのか? そんな煩わしい思いを解消してくれるのが、創業70年の歴史を持つクリッピングサービス企業「内外切抜通信社」だ。同社代表取締役に雑誌の存在意義を問う。

取材に応じてくれた近藤義昭社長。毎日新聞の記者を経て、約20年ほど前に内外

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取材、接待、会議に張り込み……毎日働きづめ!? 密着!週刊誌記者の7日間戦争

本稿では、前記事「出版不況、小室不倫バッシング……逆風の中、戦う記者たち——違法スレスレ取材にも命をかける週刊誌記者」で取材した、週刊誌記者の一週間をご覧に入れよう。

才蔵くん
(絵/師岡とおる)
週刊誌一筋の37歳・独身の契約記者。年を追うごとにネタ集めのための飲み会がしんどくなってきた。現在の会社は2社目で、政治、事件、スポーツ、経済と、あらゆるジャンルで新たに発生したネタを追う。取材は基本

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出版不況、小室不倫バッシング……逆風の中、戦う記者たち――違法スレスレ取材にも命をかける週刊誌記者

世間では、芸能人のスキャンダルネタが百花繚乱。その半面で、小室哲哉不倫報道からの引退などに対して、週刊誌の“行きすぎた”取材記事への批判の声も高まっている。そうしたネタ合戦の裏では、地道に取材を続ける現場記者たちの姿があった……。

『週刊誌風雲録』(筑摩書房)

 文春砲をはじめとするスキャンダル報道が加熱しており、各誌がしのぎを削る週刊誌。近年、脚光が浴びているようにも見えるが、出版不況の実情

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大富豪たちが雑誌を買収しまくる!――名門「TIME」が買収された! アメリカ雑誌業界の最新事情

――雑誌が売れないのは日本に限った話ではなく、米国でも多くの雑誌が資金難から身売りを検討しており、さらに名門「TIME」に関してはヤバい大富豪の後押しで売却されている。一体、なぜ老舗のニュース雑誌は買収に応じたのか? 日本とは違う米国のメディアの構造を見つつ、雑誌の未来を考察していく。

米国主婦層に支持されている雑誌「Better Homes and Gardens」(2018年1月号)。

 

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平野ノラ、「ダンシング・ヒーロー」で再ブレイク!――受け継がれるデートマニュアル? バブル期の雑誌が今に与えた影響

――今、“バブル時代”のファッションや音楽がちょっとしたブームになっている。サイゾー読者にはあまりなじみがないだろうが、バブル期の80年代後半から90年代初頭には、大学生やサラリーマンはこぞってデートマニュアルが特集された雑誌を購入していた。こうした世代が50代を迎え、現在の雑誌にどのような影響をもたらしているのだろうか?

バブルの時代、「Hot-Dog PRESS」に掲載された特集記事『あのコ

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