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走れメロス。ちからのかぎり。

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最近観るだけだけど、陸上競技や駅伝について語ります。記事もフォローさせていただきます。
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2022年2月の記事一覧

拓殖大・不破聖衣来選手〜秋冬シーズンの振り返りと今後の話〜

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、1年遅れで開催された東京オリンピック。 1年延期になり、選手自身も大会への調整が厳しい中、女子1500mで日本人女子選手初の3分台になる3分59秒19をマークし8位に入賞した田中希実選手、そして10000mでは廣中璃梨花選手が7位入賞を果たしました。 若手選手の活躍に引っ張られるように、秋の駅伝シーズンから一際注目される選手が現れました。それが、今回インタビューさせていただいた、拓殖大学の不破聖衣来選手です。 秋の

マラソンの難しさ

「失速して終わってしまって悔しいです。マラソンの難しさを実感しました」 佐藤早也伽選手は 3度目のマラソンを走り終えた後、 自己ベストに届かなかった悔しさを、 そう表現しました。 先週末、1月30日に行われた 大阪国際女子マラソン。 佐藤選手は、松田瑞生(ダイハツ工業)選手と 並ぶ、優勝候補の一角に挙げられていました。 レース前半は、第二集団につけた佐藤選手。 これまでのマラソンでは先頭集団で戦い、 後半スタミナが持たなかった ことを考えての戦略です。 しかし、序盤か