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「世界一やさしい問題解決の授業」をよんで気がついたこと

 最近、面接とかで「話がよくわからない」「話がブレている」という指摘を受けることがあります。私本人にとっては必死なので気が付かないので後の祭りです。面接関係なく昔っから「〇〇さんの考えていることがよくわからない」と言われたことがよくありますが…。

 もはや死活問題になっているので、この課題を真正面から解決することにしました。目標は「3日で論理的思考(ロジカルシンキング)を学ぶ」というものです。

 そこで、ロジカルシンキングの参考になる情報を集めようと思いましたが、Webからの情報を直に得ようとすると、綺麗にまとまっているサイトを見つけるのが一苦労(散発的に記事を書いているものもありますので…)。まずはAmazonで良さげな本を探しました。すると、一冊の気になる本が…。

 すぐに手に入れて読みたかったので翌日本屋に行って買ってきました。読み始めたらすんなりのめり込み、気がついたら読み終えていました。著者の渡辺さんはマッキンゼーで様々な場面に立ち会った際ロジカルシンキングを駆使していたそうです。

 この本は子供向けということもあって、タイトルこそ(本文中にも!)ロジカルシンキングのロの字もありませんが、中身はその真髄やエッセンスを抽出した内容で、かんたんな例でまとめ上げている本とお見受けしました。

 この本では、オリジナルの用語で分析ツールの解説をしています。たとえば、次の用語を思い出せば、何をしているのかピンとくる方も多いのでは…。

・ロジックツリー
・課題分析シート
・2軸分析マトリックス

 もちろん、ここで大事なのは用語ではなくその作り方・使い方です。項目を漏れなくダブりなく(MECEですね)出して仮説や分析の材料にするわけですね。本当に本質だけを引っこ抜いたようなイメージです。

 この本を読みながらこれまでの経験を思い出していました。するとどうでしょう。今まで業務でやってきたことがサクサクと当てはまっていくではありませんか! つまり、職場の同僚や先輩・上司がわけもなくやっていることが体系的にわかってくるようになるのです! しかも、問題解決の例を思い出そうとしても頭が真っ白だった私の頭に色々な情景が浮かび上がってきました。これは本当にお値段以上の価値がありました! おすすめです!

 ところで、この本では書かれていませんが、大事なことが垣間見えました。

 しっかりと分析しなければ出てこなかったようなアイデアが生まれているのですが、そのためのノウハウが省略されていることです。問題解決を実践するためには、まずはこのノウハウをどうやって取得するのもロジカルシンキングを会得する一つの道筋ではないかと感覚的にひらめきました。そしてノウハウをすぐさま分析に当てはめられれば、ロジカルシンキングのスキルレベルがパパラッパパーンと上がっていくのが体感できそうです。うわぁ、夢が広がるー!

 …ただし、これが本当かどうか、また分析をする必要がありますがね(笑)

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