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有未りんちゃんの紡ぐ言葉が愛おしい

はじめに

私の大好きなI to U $CREAMing!!という二人組のアイドルユニットは、すべての楽曲を二人のどちらかが作詞している
今回はそのうちのひとり、有未りんちゃんがRin Yuumi名義で作詞した曲のこんなところが好きだよ〜というnoteです

哀原ななちゃん作詞曲についても追々書く予定

ただ、モチーフになっている作品をちゃんと履修できてなかったり、配信や直接話して知った内容はソースが曖昧で自信がなかったりするので
正しいかはわからないし、本当は意図してない解釈をしているかもしれない、最初に断りをいれておきます



りんちゃんの歌詞は情景描写が素敵で
歌詞が生きているような感じがするので好き

歌詞で描かれている世界がどこか遠くの話じゃなくて、自分のすぐ側にあるように感じる

だから、聞いていて共感することだったり、励まされたりすることが多いなあと思う



特に好きな曲たち

ライブ映像(音源)も載せているので一緒に見てね

・Eternal snow

この世で一番好きな曲と言っても過言ではない

『君の心に僕はいるのかな』って考えつつも
『気づいているけど知らないフリ』
なので相手は自分に気がないことを最初から分かっている

それでも最終的に相手の幸せを願っているの、なんて良い人なの…

『とける』という言葉に"魔法"と"雪"、2つの言葉を絡めているのが好き

雪が溶けるのと一緒に、魔法も解けて好きな人の隣にいられる幸せな時間も終わってしまった

切ない


・float


アイスが溶けてソーダと一緒になって、だんだん濁っていく様子が
好きになった相手に染められて行く様子に感じて
完全に混ざり合ってしまったら相手に出会う前の自分はもういないし
それを飲み干してしまったらふたりの関係が終わってしまう

ソーダに浮かんでいるアイスを表現するのに『くらくら』って擬態語を使っているのが好き

普通、浮かんでいるものを表すなら「ぷかぷか」とか「ふわふわ」になると思うけど
『くらくら』にすることでアイスだけじゃなくて
不安定な"好き"の気持ちが表されているような

『愛してるの気持ち言葉にして伝えてほしいの』なので、きっと主人公は自分が相手に向ける"好き"と相手から向けられる"好き"は釣り合っていないと感じていて

そうやってすれ違って、別れちゃったのかな


・dramatic anthem

曲自体は明るいしライブでもすごく盛り上がるけど、歌詞は結構切なくて、寂しくて、でも前向き

個人的に、こうあって欲しいなーと思うアイドル像がそのまま描かれている曲

『儚い生き様 君にも見ててほしい』なんて、正にそう

2A終わりに『形あるものには終わりが付き物です』って歌詞があって、どんなに盛り上がっていてもここで毎回胸がぎゅっとなる
もう卒業してしまったアイドルや解散してしまったグループのことを思い出してしまうし
いつか来るアユスクのその日を一瞬想像してしまう

ずっとなんかないって痛いほど分かっているから、安易に永遠を約束してくれない歌詞が私はとても好き

限られた時間だからこそ、アイドルってめいっぱい輝くんだと思っているので
ちゃんとエンドロールを見届けたいな

最後の日の最後の曲はこれが良いと思ってます


・マジカリ・モノポリズム


『なに?なに?聞こえない! 「私だけ」って言わせたいな』ってかなり好きを煽ってくる(良い)

「Eternal snow」では好きな人を諦めて幸せを願う詞を書いていたりんちゃんがこんなに強気な詞を書いている
意識すればするほどそのギャップにときめきが止まらないこの頃

『わたしオートクチュールよ』と言えるくらい、自分には好きになる価値があることをアピールしていて
かなり自分に自信があって愛される気は満々だけど
相手には他にも気のある女がいて

そこで譲らずに自分のものにする気満々なのが良いよね

でもこんなに強気なのに『お呪い』するのが最高に女の子って感じでかわいいなと思う、漢字にするとおどろおどろしいけど

この曲のテーマになった作品があるのだけど、前に売っていたSecret BOOKに書かれていたので一応伏せます
私はちゃんと見たことがないので、見たらもっと曲の解像度上がるのかなーと思ったり


・ダイヤモンドビジュー

『コーティングされたハートは空っぽの原石だったとしても』

自信のなさだったり、不安だったり、ネガティブな気持ちを否定することなく優しく包み込んでくれる

自信がないとき、『心がときめく方へどんな時にも そう、大切なことだよ』って言葉に何度も背中を押してもらってる気がする

"有未りんらしさ"がぎゅっと詰まっていて
もし「有未りんちゃんってどんな子?」って聞かれたらまずダイヤモンドビジューを聞いてもらうと決めている

りんちゃんは"節々に自信のなさが見え隠れしている"って言っていたけれど
りんちゃんのそんなところも好きで、そういう一面があるからこそ、誰かの不安や悩みに寄り添える言葉を紡げるんだと思っていて

バシバシ背中を叩いて頑張れ!!って言われてるみたいな強くて熱い言葉よりも
りんちゃんのくれる優しくて暖かい言葉の方がずっと力をもらえるし励まされるので私は好きです


・butterfly

この曲、本当に全部がかわいい!!!!!!!
『そう 私本当は我儘なの』なんて言われてときめかないわけがない

「マジカリ・モノポリズム」は、テーマになった作品があってこそ生まれたバチバチな"独占欲"の描写だけど
「butterfly」は女の子らしい"わがまま"とか"嫉妬"って感じ

「ダイヤモンドビジュー」で見え隠れしていた自信のなさが嘘みたいに、自信に満ち溢れているのはそうさせるに至る大きな出来事があったから

この日のライブ、本当に楽しかった


・ASTER

11/21発売のEP『Reve』に収録されている新曲

アスターって名前の花があること、この曲に出会ってから知った
花言葉はいくつかあるけど代表的なものは"追憶"らしい

何を追憶しているのか考えながら聞いていて、もしかしたらアユスクとして過ごした日々なのかなあと思った

でも最後には枯れて散ってしまっているので、もしかしたらもう終わった出来事を思い返してるのかも

『あの日から君の隣で大事に息をした』って表現の仕方がとても好き
当たり前のことを丁寧に、大切にしている

辛かった過去も肯定しているように感じて、言葉全部が愛おしくて抱きしめたくなった


おわりに

有未りんちゃんのことフォローしてください
(多分うまくリンク貼れていない、あとで直します)


(結局いつも通りの感想書き殴りnoteになってしまった)