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【詩】うたた寝

うたた寝から覚めた時のとまどいは
あなたと別れたときの感覚に似てた
さようならはまるでねごとのようで
立ち去る姿はまるで寝がえりようで
なぜどうして今わたしなにしてた?
12時を指す時計に我に返るお姫様を
尊敬してしまうくらい呆然としてた