詩編1:2(Psalm1:2)

כִּ֤י אִ֥ם בְּתֹורַ֥ת יְהוָ֗ה חֶ֫פְצֹ֥ו וּֽבְתֹורָתֹ֥ו יֶהְגֶּ֗ה יֹומָ֥ם וָלָֽיְלָה׃

【ヘブライ語は、右から左に読む】

新共同訳
「主の教えを愛しその教えを昼も夜も口ずさむ人。」

口語訳
「このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。」
KJV
 But his delight is in the law of the LORD; And in his law doth he meditate day and night.

「כִּ֤י」キー「for」
「אִ֥ם」イム「if」
「בְּ」ベ「in」「תּוֹרָה」トーラー「律法」
「יְהוָ֗ה」ヤハウェ(アドナイ)「ヤハウェ(神名)」
「חֵפֶץ」ヘプツォ「喜び」
「וּֽ」ヴェ「and」「בְ」ベ「in」「תּוֹרָה」トーラー「律法」
「הָגָה」ハガ「うめく」〔未完了〕
「יוֹמָם」ヨマム「昼」
「וָ」ヴァ「and」「לַיִל」ライラ「夜」

 口語訳の方が、直訳的である。
 「教え」「おきて」と訳されているのは、トーラー(律法)という言葉である。
 モーセ五書のことを「トーラー(律法)」というが、詩編つまりヘブライ詩の特徴あるいはアイデンティティに律法があることが分かる。

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