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今年のパスタ納め&イタリア地パスタその10 エミリア風ラザニア

今年もいろいろありましたね。すでに半分以上忘れてたりして、ってどんな頭しとん、ってね。過去は振り返らない、というと聞こえがいいですが、”振り返れない”っていうと情けないですね。ま、風通しの良い頭してますからね〜、振ればからころ言いそうな。風情はあるかも、なんてwww。
気がつけばもう年の瀬も押し詰まって明日はもう大晦日。ということで、今年のパスタ納めの一品を、な今日のお話し。

ラザニア、といえば日本だとエミリア風が一番有名ですね。ラザニアは平たい板のようなパスタの名前で、これを使ったお料理のこと。大抵ラグーやチーズなどと併せてオーブンで焼いてますが、そもそもグラタンと何がちゃうねん、って調べたら

もともとはカンパニア州ナポリの名物です。ラザニアの語源は、古代ローマ人が使っていた料理用の浅い鍋を意味する「ラサヌム」 (lasanum)から来ています。ラサヌムで作るパスタ料理が、その後ラザニアと呼ばれるようになったのだそうです。
グラタンはもともと、フランスのドーフィネ地方が発祥で、使う材料に決まりはなく、オーブンなどで表面をこんがりと焼いて作られる料理が総じてグラタンと呼ばれています。

macaroni https://macaro-ni.jp/49387

ということみたいです。グラタンにマカロニ(イタリアではマッケローニ)入れて主食にもなるようにしたのは日本人っぽいですね。
発祥はナポリ、ってことで一瞬カンパーニャ州にしようかと思ったんですが、最後を締めくくるに相応しいザ・ラザニア、って言えば、の、エミリア風で。ボローニャ風とも言いますね。。。気がつけばエミリア・ロマーニャ州の地パスタ、これで何回目?なくらいになってて。日本でメジャーなパスタ、ここのものが多いのは何か理由があるのかも、ですね。ということで、色だけ濃く染めてます。

ラザーニャ

北イタリアだと00粉と卵で作ることが多いようなのですが、いつものようにうちの好みでデュラムセモリナ粉と卵で。日本ではラザニアと書かれることが多いですが、どうも現地の発音はラザーニャの方が近いみたいです、ってどうでもいいことですねwww。

乾麺のラザーニャでも作れますが、幅広の大きな麺を何枚もくっつかないようにゆでて切れないように引き上げるの、大変で、、、わたしだけかもしれませんが、、、、ま、不器用ですから〜www。生麺だと1〜2分で茹であがるので、一枚一枚やってもさくっとできます。

ラグー

合い挽き肉で作るボロネーゼの感じで。

好みもありますが、流れでないくらいに煮詰めてます。

ブロッコリーは彩と味のアクセントに。

ベシャメル

茸も加えて、旨味ましまし、な感じで。

 混ぜながら牛乳を加えていい感じのとろみになるくらいに。ローリエとクローブで風味付け。

バターでなくオリーブオイルで作るのがうち流。バターとか牛の脂、苦手な人がいるので。

仕上げ

パスタが四角なので、耐熱容器も四角が作りやすいですね。何気に隙間なくパスタ敷いていくのが難しかったり、変にあまったり。細く切って最後に乗せたりして無駄なく使ってはいますがwww。

食べたら一緒かな、と思って、混ぜて焼いたことあったんですが、全然違いますね。やはり層にする意味はあるみたいで。おそるべし、イタリアの食べ物への追求、でしょうか。

パルミジャーノの方が旨味は強いですが、上にブロッコリー沢山乗せたので、強めのアクセントになるペコリーノ・ロマーノで。

昨年はバジルペーストをアクセントにしましたが、今年はブロッコリーで。。。単なる手抜き、という噂もありますが。。。

エミリア風ラザーニャ

直火でくつくつ言うくらい温めてから220℃のオーブンで20分。

一応断面もお見せいたします。

ラグー3層、ベシャメル3層でパスタ6層、プラス一番上層、の7層。そうは見えない?なんてwww。

本場のレシピまんまだとちょっとボリューミーになりますね。これは、野菜多め、バターの代わりにオリーブオイル、チーズ少なめなので、旨味は十分ながら、あっさり食べられます。

お肉

ニュージーランド牧草牛がお勤め品半額になってたので、お連れして。いつもの醤油バターに辛子で風味付したソースで。

ニュージーランド牧草牛、赤身で旨味が強い感じがします。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

良いお年をお迎えくださいませ。
来る年がみなさまにとって素敵なものになりますように。


この日のお昼。うどんをうどんのつゆ(顆粒出汁)に入れて、前日のカレーを同じお出汁で延ばして、
餃子さんのお肉たっぷりのカレーうどんとは比較しないでくださいませ〜www。

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