妖しく咲くサコッティーニとタリアテッレの海老のトマトクリームソース
馬鹿は死ななきゃ治らない、なんて申しますな。中には死んでも治らないようなのがいるようで。
”おい八っつあん、おめー、河原んところで行き倒れになってたぜ。身請け人がいねってから、こうやって知らせにきてやったんだ。”
”何言ってんだ熊さん。おらぁ、こうやってぴんぴんしてるだろうが”
”ばかやろう。てめえが行き倒れになってんのも気がつかねえのか。だからおめえはそそっかしい、っていうんだ”
どっちがそそっかしいんだかわからないお話で。というのが粗忽長屋の一節。
いえ、なんの噺かとい