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緑と花

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道端に咲いている花。木陰に揺れる緑。なんとなく心ひかれたものを、撮っています。
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2020年11月の記事一覧

晩秋 夜のアルバム

黄昏に、空はひと時を茜色にそめながら、やがて深い青に飲み込まれていく 昼とは違う姿を見せる木々。漆黒の夜に明かりを受けて。 怪しく光るトンネルを抜けて 辿り着く虚構の煌めき 人々の営みを宿しながら 夢とうつつをないまぜにして 深い夜へと続いていく やがてはひとときの夢のように。

晩秋の朝のアルバム 2

都会も悪くないかな、と思わせてくれた朝焼け。 路傍の白侘助(しろわびすけ)。ひたむきな白さ。 欅は葉を落として冬支度を始め、 桜は柿色から朱へ、そして緋色を帯びてゆき、 落ちてなほ、地を彩る 紅と亜麻色の出会い。 ほんのひとときの 朝の楽しみ。 今日が素敵な一日でありますように。

11月16日 朝のアルバム

雲ひとつない蒼い空 ほんのり虹色の飛行機雲 桜は緋のにほいの風情。深く染まっていく。 金糸雀色に染まる銀杏が蒼空に映えて。 紅楓の紅の峻烈さ 欅の淡い山吹色も好き。 今日が良い日でありますように。

晩秋の朝のアルバム

夜明けの雲が薄く茜色に染まって風にながされていく 蒼空に下弦の月。身を細らせていきながらも、凛として。 落ち葉の中に花。晩秋の淡い朝日を浴びて。 春なら埋もれていたかもしれない。 儚いのではない。生きているのだ。 彩づいた木々からの木漏れ日。心まで染まりそうな。 さて、今日のわたしの物語は、どう描いていこう。