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レシピを書いてみました。和・洋・中・韓 編

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家族の好みに合わせているうちに何料理かわからないようなものになることが多いのですが、美味しく食べてくれることが一番。定番になったものを綴ってまいりたいと思います。
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2020年12月の記事一覧

いきなりのおもてなし料理 その伍 デザート

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第五話、デザート。フィナーレでございますってほど華麗ではないですが。 メニュー組んだ時に、この辺までくると、良い加減に酔ってることが容易に想像されたので、簡単にできて、それなりのもの。なんせ、ワイン3杯で昇天したこと二度三度。と、鯛尽くしなので、魚くささを除いてくれるサッパリ系、となれば、酸味があるフルーツがいいかなと。 となると梅、レモン、りんごあたり。夏ならレモンシャーベットとかレモ

いきなりのおもてなし料理 その肆 ご飯もの

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第四話、ごはんものです。 鯛使ってご飯もの、っていったら、鯛飯ですね、、、ですが、ここで普通に尾頭つきど〜ん、で鯛飯が作れない事情が。第一話からお読みいただいた方はお分かりかと思いますが、既に半身と背側のサク使ってしまってて、残るは頭と中骨、腹側のサクだけのほとんどアラ。あら〜とか言ってる場合では。いつもの計画性なさすぎだろう、とお思いのあなた。ちがうのです。一尾を無駄なく使っての漁師料

いきなりのおもてなし料理 その参 煮物

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第三話、煮物です。 やっぱりですね、どうも性格というか、腕もですが、繊細なお料理はできないというか田舎っぽさが抜けないわたし。センスだけはなんともし難く。 、、、と、ぼやいてても仕方ないので、であれば、いっそ漁師小屋の雰囲気で、野趣溢れる感じにしようと。 野趣あふれる煮物、それも鯛づくし、とくれば、もうこれしかないでしょ、のお頭ど〜んの兜煮。下処理さえきちんとすれば、あとは素材まかせの

いきなりのおもてなし料理 その弍 焼き物

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第二話、焼き物です。 序章鯛尽くし、と決めてしまうと、後が楽、というか、一尾捌いてもらえば材料揃ってしまうので。運良くお手頃で、天然もののちょうど良い大きさのものが手に入ったので、半身は焼き物にすることに。 串打ち、振り塩、遠火の強火、なんてできるといいんですが、焼き物、一歩間違うとパッサパサになってしまうので修行の足りないわたしにはむり〜。と、初めてのキッチンでやるのはリスクしかありま

いきなりのおもてなし料理 その壱 前菜

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたし。 と、先日、お世話になった方のお宅で料理して召し上がっていただけることになって。魚がお好き、とのことなので、無謀にも魚でメニュー組んでお出しすることに。 メニューを組む引き出しがそんなにないので、テーマを決めて、、、で、またぁ?と言われそうですが、扱い易い鯛で。まだ捌いてお出しする勇気ありませんし。 和の方がお好きな方なので、鯛尽くしをメインに。前菜、焼き物、煮物、ご飯、デザートで組むことに。なーんて、言えるようになりた