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『衝突』   イギリスらしい地味な演出に、イギリス中堅俳優陣、イギリス人が好きな群像劇

2018年10月4日に日本でレビュー済み
形式: Prime Video
貴族と上流階級の話や時代物のコスチューム・プレイも良いけど、中産階級やワーキング・クラスたちが主な登場人物の現代劇のイギリス・ドラマが観たい!という人にはたまらない作品。イギリスITVとアメリカPBSで放映されたという良作品。
CSIに代表されるような、冒頭でいきなり事件が発生したり死体が発見されたりする、アメリカのドラマに見慣れていると、展開が遅く感じられるかもしれない。しかし、事故に巻き込まれる事になる人達を第一話で描いていくことによって、単に事故の原因を突き止めるだけの話ではないことを予感させる。それにイギリス・ドラマ好きには、ダグラス・ヘンシュオール、ポール・マッギャン、クリストファー・フルフォード、クレア・ラッシュブルックといったイギリス中堅俳優達の演技と顔を見ているだけでも飽きないのだ。
(字幕が多少おかしいところもありますが、評価には入れていません)

(2018/10/12追記)
演出的に分かりにくいようなドラマではないと思いますが、"THE DAY BEFORE THE COLLISION"(衝突事故前日)、”THE DAY OF THE COLLISION 17.00"(衝突事故当日17時)などのスーパーに、日本語の翻訳が付かないので、これをスルーしてしまうと分かりにくいかもしれません。
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