『ニュー・トリックス〜退職デカの事件簿〜』シリーズ2 (2005)


シーズン1の正常続編。

PC(ポリティアル・コレクトネス)枠だったアフリカ系のクラーク巡査は、いなくなっている。

コメディ性が強いキャラだった副警視監は、新しい副警視監役アンソニー・カーフにチェンジ。カーフはイギリスのTV作品にはかなりの確立で出演している。主役級は少ないがLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート)出身の正統派イギリス俳優で舞台劇の出演も多い。池部良にちょっと似ている。そういえばパイロット版(プライム・ヴィデオではシーズン1第1話として配信)とシーズン1では副警視監は別の俳優だったが、設定では同一人物だったようだ。

第1話のゲストジェニー・アガターは『鷲は舞いおりた』(1976)に出演していた。第3話ゲストのハリエット・ウォルターはHBOの『サクセッション』に出演している。

脚本も演出も地味。しかしゲストや準レギュも含めて、実力派のイギリス俳優陣の演技で、これだけの楽しめる作品にしてしまうのはさすがだ。

相変わらず、それでいいのか?いや、さすがにそれは問題があるんじゃない、という結末も多いのだが、絶妙のタイミングでジェリー役のデニス・ウォーターマンが歌うテーマソングが流れ強引に〆てしまう(笑)。

It's alright, it's okay,
It doesn't really matter if you're old and grey.
It's alright, I say, it's okay,
Listen to what I say.
It's alright, we're doing fine,
It doesn't really matter if the sun don't shine.
It's alright, I say, it's okay,
We're getting to the end of the day.
High tech, low tech, take your pick,
Cause you can't teach an old dog a brand new trick.
I don't care what anybody says (at the end of the day).
There's a place that I can't find find,
A drink or two to ease my mind.
Golden days.
It's alright, take your time,
Everybody thinks that you've passed your prime.
It's alright, it's ok,
You've still got plenty to say.



かならずしも、すっきり事件解決とはならず、それでいいのか?という結末もあるのだが、絶妙のタイミングでジェリー・スタンディング役のデニス・ウォーターマンが歌うテーマソングが流れ、It's alright, It's OKと強引に〆てしまう(笑)。

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