ここだけ30年前のヒットチャート(1994.04.05)
今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセで繰り返し聴いていた当時9歳。
勉強も兼ねて、そして今に語り継がれる曲とヒットチャートの関連性(あるなし問わず)を紐解いていきましょう。リアルタイマーの人には違和感のある見方や間違いが気に障るかもですが、お手柔らかに。
では今週もさっそく見ていきましょう。
1 IT'S ONLY LOVE 福山雅治
2 ア・ブラ・カダ・ブラ 米米CLUB
3 ただ泣きたくなるの 中山美穂
4 TELL ME hide
5 人魚 NOKKO
6 愛が生まれた日 藤谷美和子・大内義昭
7 GAMBAらなくちゃね LINDBERG
8 君だけを見ていた To Be Continued
9 一匹狼 LONELY WOLF 諸星和己
10 HAPPY ROAD SAY・S
『MELODY』,『All My Loving』とヒットを連発していた福山雅治をして初めて100万枚超のセールスを獲得したシングルが初登場1位。
彼に関しては、ミュージシャンごっことか言われたりしますが、BMG時代(99年頃まで)の福山雅治の曲、結構好きなんですよねぇ。バラッドは正直退屈が勝ることが多いんですが、80'sポップ・ロックのサウンドにグッド・コーラスが乗った若き青年の酸いと甘いは、グッとくるものがありますね。
この『IT'S ONLY LOVE』はシングル盤よりアルバム『ON AND ON』収録のアルバム・ミックスが至高。ヴォーカル以外が再録されたと言わんばかりにウエスト・コースト・アレンジが成されて、曲のテーマでもある失った恋をより甘酸っぱく表現してみせた。
アルバム・チャートは3月末の決算期にリリースされたアルバムがランキングを占める中で、8位に『ファイナルファンタジーⅥ』のサントラがランクイン。ゲーム本編と合わせて爆売れです。『Ⅴ』も良いけど、サントラは『Ⅵ』かなー。
気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。