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ここだけ30年前のヒットチャート(1994.06.21)

今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセ、カーステレオで繰り返し聴いていた当時9歳。
では今週もさっそく見ていきましょう。

1 世界が終るまでは…  WANDS
2 オリジナル スマイル  SMAP
3 Survival dAnce~no no cry more~  trf
4 空と君のあいだに  中島みゆき
5 innocent world  Mr.Children
6 夏を抱きしめて  TUBE
7 純愛ラプソディ  竹内まりや
8 夏が来る  大黒摩季
9 Sea Paradise~OLの反乱~  中山美穂
10 愛が生まれた日  藤谷美和子・大内義昭


WANDS『世界が終るまでは…』が初登場1位。
この曲はもうね、スラムダンクと運命を共にした曲なので語るも何もなんですが、ここから95年以降グランジ化していくWANDSにおいて最後のロッカ・バラッドですね。とはいえ、WANDSのシングルとしては1st『寂しさは秋の色』以来のミディアム・テンポ曲なので意外な一面だったとも言えますよね。


92年からこの94年まではWANDSの右に出るものはいないと言ってもいいくらいカリスマ的な人気がありましたね。メロディー、リズム隊、そして上杉昇の圧倒的なヴォーカル。そう、圧倒的なんですよね、唯一無二。そして絶妙なタイアップ戦略も。

《大都会に僕はもう一人で
投げ捨てられた空きカンのようだ》

退廃的な歌詞世界の中にさまざまな角度から愛の形を提示していき、コーラスで爆発的な盛り上がりを見せるJ-POP、J-ROCKの超王道。
これ以上語るまでもないんですが、いかんせんオリジナルのバージョンが各種ストリーミング、動画では聴けない!観れない!これがホントに損失。セルフカバーは聴けますが。
まあ、今も別メンバーで活動している中で、昔のメンツの音源がストリーミングのトップソング独占されるわけにはいかないですからね。自分がマーケティング担当だったら絶対解禁させたくない笑

2位もこれまた聴けないSMAP『オリジナル スマイル』が初登場。
♪えっがお!だーーきーーしめぇ♪
ですね。若さ炸裂。

気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。