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ここだけ30年前のヒットチャート(1994.06.28)

今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセ、カーステレオで繰り返し聴いていた当時9歳。
では今週もさっそく見ていきましょう。

1 世界が終るまでは・・・  WANDS
2 Survival dAnce~no no cry more~  trf
3 innocent world  Mr.Children
4 空と君のあいだに  中島みゆき
5 夏を抱きしめて  TUBE
6 純愛ラプソディ  竹内まりや
7 オリジナル スマイル  SMAP
8 夏が来る  大黒摩季
9 太陽がまた輝くとき  高橋ひろ
10 愛が生まれた日  藤谷美和子・大内義昭

WANDSがV2。トップ10内で唯一のニューエントリーは高橋ひろ『太陽がまた輝くとき』。ご存知、アニメ『幽遊白書』のエンディング曲でしたね。

スラムダンクやシティーハンターの各曲もそうだったけど、幽遊白書もジャンプ作品にもかかわらず叙情的なサウンドワークの高橋ひろの起用は先進的でした。

高橋ひろのキャリアとしては80年代から連綿と続いてきて、ソングライティングに極めて優れた才能をみせ、御本人の体調面に問題がなければもっともっと世に作品が出ていたはず、という当時のプロ野球界でいうと伊藤智仁的な伝説の人物だったのです。

この『太陽がまた輝くとき』も前年の『アンバランスなkissをかわして』もJ-POPマナーでありながらシンセサイザーやグロッケンシュピールの音色やギターの組み込み方はどこか70'sのポップスを感じさせる。

返すがえす、早逝が惜しまれました。

気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。