花粉症予防のための養生
さて、そろそろ花粉症の予防をしないといけない時期になってきました
そこで、まず花粉症の原因を東洋医学的にみてみてみましょう
①胃の冷え→胃に水が溜まる→胃の氣の流れが停滞→胃に関連する氣は喉や鼻、目に連なる→鼻や目の機能障害=原因は冷飲過多や貧血によることが多い
胃がチャポチャポして水が溜まっているような感じや、少し冷えを感じるような花粉症はこのタイプが多い
②氣が上がる→首から上に熱→炎症を起こしやすくなる→目や鼻などの粘膜や組織が充血して腫れやすくなる=飲酒や怒気系のストレスなどにより氣が上がることが多い
体力が充実して体温が高めの方、血圧が高めの方、目の痒みが強い、いびきが大きい方、身体を鍛える方などにこのタイプが多い
(貧血や冷え性→下半身が冷え上半身が熱という冷えのぼせ型にもこのタイプあり)
③腸の疲労→腸の氣の停滞や熱→大腸に関連する氣の流れが鼻や喉に連なる→鼻や喉の炎症や粘膜の腫れ=原因は便秘や飲食過多などが多い
いびきが大きい、大食漢、お腹を壊しやすい、朝が特に調子が悪い、などがこのタイプのことが多い
これらに対応する予防法や養生法を以下に記します。
〈予防法、養生法〉
◆飲湯
1の胃の冷えで起こるタイプの花粉症は胃を温めることで改善します
温かいお湯を毎日飲むことで胃が温まり症状の原因を除去します
◆アルコールを控える
2の鼻粘膜の炎症型、粘膜が腫れるタイプの花粉症にはアルコールは禁物です
これを控えられるだけでも症状が改善することがあります
◆乾布摩擦
肩甲骨の内側、鎖骨の下辺りを乾布摩擦
朝と夜の2回、3分程度行うのが理想的
これはどのタイプにも効果が期待できます
◆腸の運動
特に③のタイプに効果的
運動法は添付の写真参照
腸の働きを高め便秘を解消するとともに、腸の氣の流れも改善します
寝る前に2〜3分、起床時に2〜3分行うのが理想的です
◆足湯
①の冷えや②の氣が上がるタイプに効果的
方法は添付の写真参照
◆胃部(みぞおちとおへその中間辺り)を温灸やカイロで温める
特に①のタイプに効果的な方法です
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◆サイマティクスセラピー
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