卒論&修論のテーマは学習者主体!
~あらすじ~
大学3年時に受けた日本語教育能力検定試験は不合格。
卒業してすぐに日本語教師になりたかったけど、
勉強不足を感じた私は大学4年時に大学院の科目等履修生になることを決意!
なんとか学内奨学金をゲットしました!
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卒論のテーマ
大学4年といえば卒論!
卒論のテーマは「学習者主体の日本語教育」にしました。
どうして「学習者主体」を選んだかというと、ずっと役に立つものがいいと思ったから。
「受身」とか「可能形」とか、特定の文法もいいのですが、学者ではなく、現場で教えていたいと思ったから。
考え方をきちんと身に付けたかったんですよね。
これまでの学生生活を振り返ってみると、授業を受けているとき、先生が一方的に教えるスタイルの授業は好きじゃありませんでした。
大学の授業は席が選べたから、そんな授業ではいつも、一番後ろに座っていたな~。
眠くなるか、退屈するか…。
そんなときに、日本語教育の授業で出会った「学習者主体」の考え方、これだ!と思いました。
「教わる」「習う」のではなく、学習者が「考える」ことで日本語を身に付ける…この考え方は今の私の授業のベースになっていると思います。
先行研究を読んで、自分なりにまとめて…
初めての論文は…
今はもう読めたもんじゃないですね…。
大学院の科目等履修生の単位取得、日本語教育能力検定試験への再挑戦をしながらにしては、よく書いたと思います。
何より若さがあったあのころ…!
修論のテーマ
大学を卒業して翌年、そのまま大学院に進学しました。
院でも引き続き、留学生の日本語サポートをしていました。
前年に書いた卒論のテーマは「学習者主体」だったので、修論のテーマは「日本語サポートをしながら、学習者と教師(私)がどう主体的になるか」というような内容にしました。
具体的には、学習者が教師を離れても、自分でわからないことを解決できるようにすることのサポートです。
学習者がはじめは「わからないから、教えて」だったのが、何がわからないのか対話を通して、キーワードを出して検索できるまで。
それを教える私も、その場しのぎのサポートではなく、どんな話をしたら、キーワードを出して、学習者が自分でわからないことを調べられるようになるか。
実際の留学生サポートでのやりとりを録音して文字おこしして…
私は大学4年時に科目等履修生で単位を取っていたので、1年で大学院を修了。つまり、1年で修士論文を書き終えました。
いやー、本当に体力があったあのころ…!
このテーマにして、なんとか書けたのは、協力してくれた留学生と、優しく厳しい先生のおかげです☺️
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