対話イベント第一回振り返り

6月21日月曜日、2時間ほどCOPプロジェクトの一つである「対話イベント」第1回を開催しました。これはCOPにCYJメンバーが派遣された際に、日本の若者の声をしっかりと聞いた上で世界の人々に届けられるよう、「対話」を通して日本のユースの意見を集めようというものです。開催までの期間、今後も定期的に開催していく予定です。

では初回はどういう対話が行われたのか、見ていきましょう!まず今回の参加者は全てCYJメンバーでした。3名のOB/OGの方を含め、計8人で対話を行いました。

各々が既に取り組んでいる環境に配慮したアクションを紹介しながらアイスブレイクをした後、まずはOB/OGメンバーから仕事においてと学生時代において環境問題との向き合い方はどう変わるのか、というトピックを皮切りに対話がスタート。学生であるうちは大人の世界のしがらみを気にせず笑、様々な人にあったり興味の向くままに自由に活動してみたら良いのでは、というアドバイスがありました。

そして次は今回の対話イベントのテーマである「個人のアクション」から派生して、団体と個人の活動はそれぞれどんな特徴があるのかを話しました。個人でできることに対する影響力の小ささに疑問を持つメンバーもいたので、それに対して海外の草の根の活動を紹介する場面も。確かに日本ではまだまだ市民運動は一般的ではないですよね。現役メンバーからは絶賛CYJ でどんなプロジェクトをしているのか色々と話が上がり、団体としての活動の幅の広さも実感できました。

その後はCYJメンバーが多いということで今のCYJの様子やあり方について話をすることに。そこでは現役メンバーの団体への思いや他団体との比較を通して、メンバーが思うように活動できる気軽なプラットフォームにはなりつつあるものの、軸がしっかりしていないことを認識しました。中々団体の方針について腰を据えて多くのメンバーが話す機会はないので今後ぜひ作ってみたいと思います。

そして話題は環境意識の話へ。最近は環境への関心が上がっている一方で、SDGsの広がりで他にも扱うトピックが増えて、環境ばかりに関心を集めるのは難しいのではないかとの声も。一方で大体どの問題も環境とのつながりがあるので、いろんな分野から環境について向き合うチャンスになるのでは?という意見も上がりました。

最後に個人のアクションをどう広げていくかを話し合うことに。まだ動けていない人の視点に立つこと、SNSの活用、まずは考えるよりやってもらうこと、などなど活発にアイデアが出ていました。CYJメンバーには既に何らかのアクションを起こしている人も多いですが、初心を忘れずにまだ行動を起こせない人の気持ちを考えるのは改めて大事なことだと学びました。最初の一歩は難しく感じるかもしれませんが、意外とやってみたら簡単!?楽しい!?なんてこともあるかもしれません。

最後に参加者からの感想を。少人数で「対話」をする機会はなかなかなく、丁寧に議論ができて良かったという声が多数ありました。また少人数だからこそリアルな、そして面白い意見が聞けた、ここからアクションへとつながるような場にしたいという声もあり、これからの対話イベントも期待できるような嬉しい言葉がたくさん聞けました。対話イベントに少しでも興味を持ってくだされば嬉しいです!そして次回の対話イベントへの参加をメンバー一同お待ちしております!!

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