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乗ってこそ、の商品作り

ごきげんよう、Cheeです
わたしは自転車熱に非常にムラがあり、天気が悪くても毎日乗っていたかと思うと、ある日突然ぱたっと乗らなくなります。

いつの間にか過ぎ去った夏


今年はそれが非常に顕著で、夏前までは自分史上最も追い込んだ時期で、文字通り仕事もそっちのけで毎日乗っており、そのせいでお尻の筋肉を痛めてからは真夏の暑さも手伝ってぱったり乗らなくなり早1ヶ月半。
随分と沈黙を守ってきましたが 先日、半年待ちだった34Tのスプロケットがやっと入荷されたのを機に(物理的にも)重い腰をあげました。

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久しぶりに乗るロードバイク。
真昼の日差しはまだ暑くても、どこからともなくふんわり香る金木犀、河川敷にぽつりぽつりと咲き始めた彼岸花…。
暑いからと引きこもっている間に夏は過ぎてしまったのね。


機材ドーピングの効果

34Tを試すならば日頃から登っている坂がいいだろうと、地元の湘南平を目指します。鈍りまくった私の足で何がわかるのかと訝しんでいましたが、思いの外ペダルは軽く、驚かされました。
いつもなら息も絶え絶えのカーブが…あれ?そんなにきつくない?
よく一緒に坂を上っていた友人たちがしきりに34Tをおススメしてきた理由が今なら良くわかります。みんな、ありがとう!

スプロケの端数が増えたのはもちろん、駆動系をほぼ新しく変えてプチオーバーホールのような形になった影響もあると思います。機材のメンテ(掃除)大事ですね。

それよりもうれしい効果


驚いたことがもう一つ。
出かけるためにあれこれと支度をしているだけで
「こうしたほうが便利なのではないか」「こんなアイテムがあれば喜ばれるね」と、商品に関するアイデアが次々に浮かんできます。
日がなエアコンの効いた工房でミシンに向かっている時には、まったく出てこなかったのに!

これなら走りながらもっといいアイデアが出るのではないか?
そんな期待をしながらでかけましたが、残念ながら14%の坂を登りながら考え事をできるほど私のメンタル&フィジカルは強くありませんでした。

基本に立ち返る

わたしがCycloneをはじめたのは「自分が自転車に乗っている中で欲しいものを作る」のがきっかけ。ペダルをまわすとアンテナが拡がり、心が弾むとアイデアが生まれるということを再認識できたのは良い機会でした。

そんな一挙両得の仕事なかなかないよね~!と感謝しながら明日も自転車に乗ります 。

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