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「これからのサイボウズ式を語ろう」 サイボウズ式Meetup #8

こんにちは。サイボウズ式第2編集部の長田(@SsfRn)です。

6/20にサイボウズ式 Meetup #8 「これからのサイボウズ式を語ろう」を開催しました。

このイベントの企画・運営には、サイボウズ式第2編集部メンバーも一緒に取り組みました。いわば、コミュニティ初の共同作業です。

今回の記事では、本イベントの様子をお伝えできればと思います。


サイボウズ式編集部大集結!

今回で第8回目の開催となる「サイボウズ式Meetup」。

これまでは様々なテーマで実施してきました。

8回目の開催となる今回のテーマは「これからのサイボウズ式を語ろう」。

重大発表も兼ねたイベントということもあり、これまでのサイボウズ式を振り返り、その上でこれからのサイボウズ式を、参加者も含めた全員で考えていきました。


この日は、サイボウズ式編集部が大集合。

編集長の藤村さん(@saicolobe

初代編集長の大槻さん(@yukio

神と呼ばれる小原さん

渡辺さん

明石さん(@akyska

さらに、リモートで、パリから永井さん、新潟から竹内さんが参戦。現役のインターンシップ生も参加、第2編集部も揃い、本当の大集結でした。


これまでのサイボウズ式を振り返ろう

はじめのコンテンツは「これまでのサイボウズ式を振り返ろう」。

これまでサイボウズ式は、どんな道を辿ってきたのか?ひとつずつ振り返っていきます。なお、ファシリテーターは第2編集部の井手さん(@kei4ide)です。

井手:今日のMeetupですが、これからのサイボウズ式を考えるということで、後半パートでは「こんな記事が読みたい」とか「こんな企画がほしい」といった会話をしていきたいと思っています。そのために、歴史を振り返ることが必要かと。

サイボウズ式はこれまで6年間、839記事をアップしてきました。ちなみに「サイボウズが自社メディアを始める理由」という大槻さんの記事を読んだことがある方はいます?

改めて大槻さんから、サイボウズ式立ち上げの経緯をお話いただきたいと思います。

大槻:ここでも書いているんですが、サイボウズとしてアピールしていくやり方に行き詰まりを覚えていたんですよね。当時はオウンドメディアという言葉が出始めの時期でした。「自分が知りたいことを知る」という趣旨で、その中でサイボウズのことも伝えていけたらいいかな、と思って社長の青野に相談したんです。

井手:このときの青野さんとのやり取りって、どんな感じだったんですか?

大槻:この企画書を持っていって見せたら、「めちゃくちゃええやん!」という好反応でした。こんなことをやってほしいわけじゃない、と言われるかと思いきや、「サイボウズらしいね」と。それでOKをもらいました。

サイボウズ式の誕生秘話からスタートした、振り返りコンテンツ。

今のサイボウズ式からは考えられない記事が、立ち上げ当初はあったといいます。会社付近のラーメンマップや、遊園地に遊びにいく企画など。笑 コンテンツとしてライトなものが多かったんですね。

編集長が大槻さんから藤村さんへと受け継がれ、小原さんが神を呼ばれ始め、リモートで永井さんや竹内さんが仲間に加わる、とこれまでのサイボウズ式を振り返っていきました。


サイボウズ式のコンテンツができるまで

ここからは、実際にサイボウズ式の記事がどうやってできているのか?をお話していきます。

明石:気をつけているのは、自分たちの目線だけにとらわれないことです。企画担当者の思いだけでなく、社会の関心や自社の取り組みと重ね合わせて考えるようにしています。

明石:実際に記事を作るときは、この5つの要素を大切にしています。

藤村:編集長になってから、それまでは上の3つを企画書に落とすようにしていたのですが、どうもうまく企画ができないな、と悩んでいた時期があったんです。それで考えたのがコンテクストと思いでした。


井手:これだけではまだピンと来ない部分もあると思うので、実際の記事をもとに「どんなふうに作ったのか」聞いてみたいと思います。では、20万PVで歴代1位の記事「大事な商談の日なのに、保育園に預けられない」について。

小原:これは社内の話です。商談に行かなければいけないのに、奥さんが病気や出張で子どもの面倒を見られないというときに、チームの仲間で子守をしたという内容です。

井手:小原さんの企画では、社内の出来事を取り上げているものも多いですよね。

小原:これはそもそも、子守をしてもらった営業担当が社内のキントーンで
「子守りをしてもらいました」と報告を上げていたんです。サイボウズの社内では外ではありえないことが普通に起きていて、最初は「ふーん」と流している感じだったんですが、よくよく考えるとこれは他社ではなかなか起きないことでは?と。

部署からも「記事にできませんか?」と相談がありました。サイボウズでは当たり前でも、世の中的にはそうじゃないんだ、と改めて思いましたね。

井手:たしかに、他の会社ではなかなかない出来事ですよね。

小原:ただ、PVが伸びるに連れて軽く炎上もしました。「社員が見るのではなく、他の方法を考えるべきでは?」とか、「そもそも社員にやらせることなのか?」とか。

井手:共感する人もいれば、そうでない人もいる、サイボウズ式らしいエピソードですね。

この他にも、各編集部員が担当した記事を事例に、記事ができていくストーリーを紹介しました。

■今回紹介した記事


サイボウズ式ウルトラクイズ!

続いては、サイボウズ式のことをもっとよく知ってもらうために、クイズ形式に楽しむ「サイボウズ式ウルトラクイズ!」。

編集部のプライベートなことから、記事の豆情報を出題しました。記事を読んでいる皆さんも、正解を考えてみてくださいね。

(正解:Q1→A、Q2→C、Q3→B、Q4→C、Q5→B)

全問正解したチームに、サイボウズ商店の商品をプレゼントさせていただきました。それにしても、予想以上に盛り上がった時間となって、運営一同一安心です。笑


これからのサイボウズ式を語ろう

いよいよ本題の、サイボウズ式のこれからの話。

各グループに分かれ、サイボウズ式にあったらいいと思う記事やイベント、その他コンテンツを考えてもらいました。なお、各グループには、編集部メンバーも入り、一緒に考えていきます。

全部で4チーム。15分の時間がたった後、各チームに発表していただきました。ちなみに、このセッションのモデレーターは私が担当します。

長田:みなさん、ここから各テーブル代表の方に発表していただきます。先に発表したい方は……? では、明石さんチームからいきましょう。

参加者:では明石チーム、発表します。キーワードとしては「副業」「人材育成」「生き方」「コミュニティ」といった、今のサイボウズ式に多いキーワードが出てきました。でもこれじゃだめだ、真面目すぎる!昔のサイボウズ式を思い出せ!と考えていきました。

編集長が代わったときに、大槻さんは藤村さんの眼鏡をすごくいじっていたんですよ。なので「藤村さんが眼鏡を買いに行く」とか「アイコンを変える」とか、ライトなコンテンツをやりましょうという提案です。

明石:第2編集部でも、「サイボウズ式はとんこつラーメン」という話がありました。濃厚すぎて、朝には読めへんと。

長田:これは第2編集部でできそうな企画ですね。

他にも、様々なアイデアを出してくれた参加者の皆さん。

・アペロからのサウナでチームワークで語ろう
・サイボウズの闇
・会社員vsフリーランス 良い点悪い点
・消極的な人がチームに参加するにはどうすればいいか
・ファッション系の「ビジネスカジュアル特集」

もしかしたら、この中のアイデアが今後第2編集部で実現するかもしれません!


重大発表、、、!

藤村:コミュニティをはじめます。それが「サイボウズ式第2編集部」。僕たちだけがメディアを作る、企画を立てるだけではなく、もっとおもしろくできないかということは昔から思っていました。

10年前はメディアにいて、幅広く記事を届けるということをやっていて、サイボウズ式に入ってからも同じようにやっていましたが、単純に読者にみなさんと同じ目線で記事を作れたら、めっちゃ楽しいやんと気付いたんですね。

なぜやるか それはサイボウズ式を、読者のみなさんともっとおもしろくするためです。読者のみなさんとチームを組んで、もっともっとおもしろいことをやっていきたいです。

では、どんなことをやるか?記事企画、Meetup、書籍プロジェクト、あるいはこれまでサイボウズ式になかった「なにか」です。単純に何かを一緒に作れればいいなと思いつつも、まずは読者のみなさんと仲良くなりたいし、一緒に飲みたいし、友だちになりたいな、と思っています。

《現在動いているプロジェクト》
・Wasei Salonコラボ勉強会
・note
・小杉湯記事制作
・大阪Meetup

最後に、この重大発表を聞いた参加者に、感想を聞いてみました。

参加者:サイボウズ式がずっと好きだったのと、一時期藤村さんと仕事をしていてそれがおもしろかったので、もう1回一緒にやりたいという思いもあります。

参加者:なにかいろいろな経験をしたいし、サイボウズ式をもっと知りたいので、ぜひ参加したいです。

藤村:こういうのはめっちゃうれしいですね。サイボウズ式はこれまで、社外の人たちと一緒に何かを作るというのはなかったんです。なので本当に、めちゃくちゃうれしいです。一緒に何かを作っていければ最高ですし、サウナにもぜひ一緒に行きましょう。


以上、サイボウズ式Meetup #8 のイベントレポートでした。

サイボウズ式第2編集部は、7月初旬に詳しい案内を出す予定ですので、少々お待ちいただければと思います。

それでは!

読んでいただき、ありがとうございます。いただいたサポートは、「サイボウズ式第2編集部」の活動費に当てさせていただきます!