闘病記@04 昔の理想は捨てて、これからの理想を作るしかない（リハビリ編）　Bサイド

入院中は、
ずっと、リハビリ計画書にのっとって行われてきたのだと思います。
もちろん、臨機応変に行うところもあったとは思うのですが。

　その時は、『こうなりたい！』
って、希望は言っていたと思います。つまり、歩けるぐらいは・・・？って。
さすがに、歩けるぐらいにはなれるかなぁって、途中で思いましたが、
まさか、いまだに、この状態が続いているとは。

　今の状態を、文章などで書いたとしても、わかりづらいと思いますので、
もう一つ考えていること、それは、ようつべ「YouTube」を、
復活させようと思っています。

実際に、見てもらった方が早いと思うので。
けど、世の中の大半は、どこかしら障害を持ってる人に対して、
少し冷たい側面もございます。

なので、僕自身が、抵抗はあるかもですが、
（前にやっていた頃は体はピンピンしていた）
前例がないのであれば、前例を作っていきたい。大丈夫、これぐらいは行けるぜ！って、
的なのを、実際に証明したい。

諦めない気持ちを、持続させるには、少なくとも入院中に抱いていた、
理想を、いったん破壊して、これから、仮にほぼほぼ左足が機能しなくても、
他の体の機能で補える生活スタイルがあるはずなので、それを模索して行きたい。

　必ず、道はある。

だから、思いっきり、矢面に立って、発信していきたいですね。
そのための準備でもあるのだから。

　今は、杖で、思いっきり踏ん張って、何とか進める状況です。
最初は、「ロフストランド」が自分に合ってるのかな？って思ったのですが、
それだと片足が全く機能しない場合のようですので、通常の杖での生活・歩行を目指して、
入院中はその旨、お伝えして、頑張っておりましたが、今後は？その先へ行かなければなりませんね。

　現在の主治医の先生のお話では、
松葉杖は、この状況でも有効らしいので、ひょっとしたら、松葉杖を常に携行する形になるかも知れません。

松葉杖は、集中的に練習していた物なので、今は、得意なものです。
リハビリ開始最初は、上半身しか使っていなかったので、松葉杖練習時も、支える手がすぐに痛くなり、
手に豆がいっぱい出来て、いっぱい潰れて、血出しながら、練習しまくっていました。
負けてたまるか・・・的な気持ちが強かったかもね。

　あと、こちらは、現在、とんでもなく寒いです。
北海道なのでね（笑）

雪の神様に降られると、まだ未体験の世界になってしまいます。なので、冬仕様の練習もして行かなければなりません。
ちょっと、ZOOMでお話しさせて頂いた方の助言で、折りたたみのピック？を携行しようと思っています。
これならば、少し大きめの鞄に入れて持ち歩けますし、お店などで邪魔になるかな？って思ったら、
鞄にすぐに戻すことが出来るのでね♪

もちろん、個人的な松葉杖も、ピックもまだ購入していません。
通常時の杖も、2本あった方が良いのかも含めて、これから次第でしょうか。

　こうやってみると、人って、誰かしらのサポートであったり、力を借りながら、
生きていますね。
いや・・・　ずいぶんと一人での人生が長いものですから。一人は一人で、気楽で良いなとも思ったのですが、
こうして急病・大病すると、そうも言っていられないのですね。

すぐに、上半身の力が戻って、かなり頼れるようになったから、良いものの、
もっと、絶望的だったら、こうもすぐに立ち上がることは不可能だったかも知れません。
そういう方々とも、いろいろお話してきました。
そのへんも、考えがまとまったら、追々書いていきます。

　正直、辛い場面に遭遇することもあるんです。

たとえば、長い横断歩道は今でも、怖いです。ドライバーの皆さんは気を使ってくれる人も居ますが、
全くスピードを落とさない方もいらっしゃって、こちらは、いつも以上に交通状況を見極めなければ行けません。
あとは、家電量販店に立ち寄った際に、エスカレーターに乗れませんでした。

エスカレーターの動きが早すぎて、乗れないのです。
ただ、別な家電量販店さんでは、近づくと、センサーが関知して、エスカレーターの動きがゆっくりになるものもあるんですね。
これならば行ける！と、思って、乗ったら、行けました。
もちろんサポートの人が居て、初めて出来たことですが。

　こんな感じで、マジで！？って、思うような事が、いまだにいっぱいあります。

不安なことは、これからも、ポロポロ出てくるのかなぁ。
その度に、思い出す。

「人生は、チャレンジだ」

あ、これは、あるレスラーの名言だ（笑）
すいません・・・プロレス大好きっこだったので。。

いや、ほんと、挑戦しないともったいないですよね。
前向きに、ポジティブにやってきてましたけど、やっぱり、どこかで腐りかけてたのかも知れません。
自分の中の何かが変わったときに、人に涙を見せること（見せていたことも）恥だと思ってましたが、
そんな事もないのかな。

　涙ちょっぴり、勇気たくさん、笑顔だいじに

そんな感じで、少しずつ進めれば。
病気になって、止めてしまったものもたくさんあれば、始めたこともあるので、
その辺も、また書ければ良いですかね。

週の始めです。
けだるい気持ちになるかも知れませんが、元気に行きましょう。

あぁ、お腹空いたわぁ。。
（元気な証拠か？笑）

Text：CyborgAion