字が小さすぎて読めない!?熊本・バス新系統番号スタート
2019年9月11日、熊本のバス路線に新系統番号が付与され、運用が始められました。
国交省が定めた新しいガイドラインに則って、外国人旅行者の方などにもわかりやすいことなどが企図されています。
で、できあがったのがこちら。
(国土交通省Webの添付資料より引用)
わ わかりやすい ・・・ですよ・・・ね・・・
同一行き先でも経由地が違う場合などの誤乗を防ぐため、漢字+数字の旧系統番号より細かく分けようとした意図は理解するのですが、分類パターンや枝番の付け方の法則性がわかりにくく、自分が行きたいバスがどれに当てはまるのかを見つけるためには、結局細かい経由地欄を見るしかないと思われます。
新バスターミナルの開業に合わせ、バス路線網自体が見直せていたら、と惜しまれるところです。
さらに、運用を開始したバスの行先表示幕を見ると
系統番号の文字が小さくて読めない!
都市バスと熊本バスは上下の余白が大きく、もったいない感じがします。
熊本バスは経由地のフォントも小さく、バス接近時にルートを直感的に理解するのは難しそうです。
産交バスはフォントの肉厚と系統-枝番のバランスを上手くまとめて、比較的見やすいですが、その分行き先が窮屈そうですね・・・
熊本電鉄は「これなら見えるでしょ!」と上下枠いっぱいに引き伸ばしていますが、逆に字形の判別が難しくなってしまっています。
今後、利用者の声を聞き、デザインの工夫を重ね、より見やすい、使いやすいバスになることを願っています。
未来に向けて、路線網の再編も果たしていきたいですね。
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