プレイヤー自身が自由にダイスロールの数値を設定し、選択肢に応じてダイスロールの数値を変更する方法

プレイヤー自身が自由にダイスロールの数値を設定し、選択肢に応じてダイスロールの数値を変更する方法について解説します。

今回は、下記の手順で作成します。

1. プレイヤーがダイスロールの数値を設定

2. 選択肢①(指定した数値のダイスロールを行う) 、
   選択肢②(初期値25のダイスロールを行う)に分岐

3. 50以上で成功、49以下で失敗と判定

①変数の追加

「プロジェクト」→「変数管理」をクリックし、変数管理画面を開きます。

変数diceを追加します。初期値は空欄のままでOKです。

これで変数の追加は完了です。

②ラベルの作成

• start

• select1

• select2

• check

上記の4つのラベルを作成します。

これでラベルの作成は完了です。

③入力画面の作成

(1) テキスト入力コンポーネントの配置

テキスト入力コンポーネントを配置します。
代入変数の項目は、先程追加した変数diceを指定します。

(2) 画像ボタンコンポーネントの配置

画像ボタンコンポーネントを配置します。
ターゲットをラベルstartを指定します。

(3) 停止コンポーネントの配置

停止コンポーネントを配置します。

(4) 入力コミットコンポーネントの配置

入力コミットコンポーネントを配置します。

(5) 改ページコンポーネントの配置

改ページコンポーネントを配置します。

これで入力画面の作成は完了です。

④選択肢の作成

分岐ボタンコンポーネントを2つ配置します。

1つ目の分岐ボタンのターゲットはラベルselect1、2つ目の分岐ボタンのターゲットはラベルselect2を指定します。

停止コンポーネントを配置します。

これで選択肢の作成は完了です。

⑤ラベルselect1の編集

(1) テキスト配置コンポーネントの配置

テキスト配置コンポーネントを配置します。

(2) iscriptコンポーネントの配置

iscriptコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

$(function(){
tf.num;
const max = Number(f.dice);
const speed = 60; //シャッフルするスピード
const time = 1500; //シャッフルし続ける時間
let shuffle = function(){
tf.num = Math.floor(Math.random() * (max + 1));
$('.2_fore p').text(tf.num);
}
let dice = setInterval(shuffle, speed);
setTimeout(function() {
clearInterval(dice);
}, time);
});

(3) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
ターゲットはラベルcheckを指定します。

これでラベルselect1の編集は完了です。

⑥ラベルselect2の編集

(1) テキスト配置コンポーネントの配置

テキスト配置コンポーネントを配置します。

(2) iscriptコンポーネントの配置

iscriptコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

$(function(){
tf.num;
const max = 25; //シャッフルする数字の最大値
const speed = 60; //シャッフルするスピード
const time = 1500; //シャッフルし続ける時間
let shuffle = function(){
tf.num = Math.floor(Math.random() * (max + 1));
$('.2_fore p').text(tf.num);
}
let dice = setInterval(shuffle, speed);
setTimeout(function() {
clearInterval(dice);
}, time);
});

(3) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
ターゲットはラベルcheckを指定します。

これでラベルselect2の編集は完了です。

⑦ラベルcheckの編集

(1) ウェイトコンポーネントの配置

ウェイトコンポーネントを配置します。

(2) テキストコンポーネントの配置

テキストコンポーネントを配置します。

(3) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[if exp="tf.num >= 50"]

[elsif exp="tf.num <= 49"]

[endif]

これでラベルcheckの編集は完了です。

以上で解説を終わります。おつかれさまでした。