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【ティラノビルダー】BGMや効果音の管理に連想配列を使用する方法

BGMや効果音の管理に連想配列を使用する方法について解説します。

【参考記事】

上記の記事を参考にさせていただきました。

①BGM・効果音の配置

画面左上のプロジェクト名をクリックします。

BGMはbgmフォルダ、効果音はsoundフォルダにそれぞれ配置します。

bgmフォルダ
soundフォルダ

これで、BGM・効果音の配置は完了です。

②plugin.ksファイルの編集

scenarioフォルダをクリックします。

systemフォルダをクリックします。

plugin.ksをメモ帳で開きます。

[return]と書かれています。このコードは絶対に消さないでください。

下記のコードを貼り付けます。

sf.bgmList = {
  "normal": "honeylemon350ml.mp3",
  "happy": "You_and_Me.mp3",
  "sad": "2_23_AM.mp3",
  "event": "SUMMER_TRIANGLE.mp3",
  "ending": "10℃.mp3"
};

sf.seList = {
  "enter":"select01.mp3",
  "click":"select02.mp3",
  "effect":"select03.mp3"
};

最後に上書き保存します。

これでplugin.ksファイルの編集は完了です。

③BGMの再生

BGMを再生したい場所に、ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[playbgm storage="&sf.bgmList.normal" volume="100" fadein="false" time="1000" loop="true" html5="false"]

【コードの解説】

■ storage (BGM再生コンポーネントの項目:ファイル選択)

storage="&sf.bgmList.normal"と指定した場合、下線部の曲が再生されます。

■ volume (BGM再生コンポーネントの項目:音量)
0~100の範囲で指定できます。

■ fadein (BGM再生コンポーネントの項目:フェードイン効果)
fadein="true"で、フェードインします。
fadein="false"で、フェードインしません。

■ time (BGM再生コンポーネントの項目:フェードイン時間)
フェードイン時間(ミリ秒)を指定できます。

■ loop (BGM再生コンポーネントの項目:ループ再生する)
loop="true"で、ループ再生します。
loop="false"で、ループ再生しません。

■ html5 (BGM再生コンポーネントの項目:HTML5オーディオで再生)
html5="true"で、HTML5オーディオで再生します。
html5="false"で、HTML5オーディオで再生しません。

③効果音の再生

効果音を再生したい場所に、ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[playse storage="&sf.seList.enter" volume="100" fadein="false" time="1000" buf="0" loop="false" clear="false" html5="false"]

【コードの解説】

■ storage (効果音再生コンポーネントの項目:ファイル選択)

storage="&sf.seList.normal"と指定した場合、下線部の効果音が再生されます。

■ volume (効果音再生コンポーネントの項目:音量)
0~100の範囲で指定できます。

■ fadein (効果音再生コンポーネントの項目:フェードイン効果)
fadein="true"で、フェードインします。
fadein="false"で、フェードインしません。

■ time (効果音再生コンポーネントの項目:フェードイン時間)
フェードイン時間(ミリ秒)を指定できます。

■ buf (効果音再生コンポーネントの項目:チャンネル)
0~5からチャンネルを指定できます。

■ loop (効果音再生コンポーネントの項目:ループ再生する)
loop="true"で、ループ再生します。
loop="false"で、ループ再生しません。

■ clear (効果音再生コンポーネントの項目:他の効果音を打ち消す)
clear="true"で、他の効果音を打ち消します。
clear="false"で、他の効果音を打ち消しません。

■ html5 (効果音再生コンポーネントの項目:HTML5オーディオで再生)
html5="true"で、HTML5オーディオで再生します。
html5="false"で、HTML5オーディオで再生しません。

これで、BGMや効果音の管理に連想配列を使用する手順は完了です。

以上で解説を終わります。おつかれさまでした。

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