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【ティラノビルダー】アクションイベント(QTE)プラグインで、タップできた回数で分岐させる方法

アクションイベント(QTE)プラグインで、タップできた回数で分岐させる方法について解説します。


①プラグインのダウンロード

下記のリンクから、入手ページに移動します。

「通常版(タップ)」をクリックします。

zipファイルがダウンロードされます。

ダウンロードしたzipファイルを展開します。

これで、プラグインのダウンロードは完了です。

②プラグインの追加

「プロジェクト」「プラグイン」をクリックし、
プラグイン画面を開きます。

「プラグインを追加」をクリックします。

フォルダが開かれるので、先程展開した「qte_limited」フォルダ→「ビルダー用」フォルダ→「qte.tbp」ファイルを選択し、「開く」をクリックします。

インストール完了と表示されるので、「OK」をクリックします。
最後に、プラグイン画面を閉じます。
これで、プラグインの追加は完了です。

③タップイベント・タップクリアコンポーネントの表示

右上のアイコンをクリックします。

コンポーネント管理画面が開かれるので、一番下までスクロールします。

「プラグイン」にチェックを入れ、
「適用する」をクリックします。
最後に、コンポーネント管理画面を閉じます。

タップイベント・タップクリアコンポーネントが表示されました。
これで、タップイベント・タップクリアコンポーネントの表示は完了です。

④変数の追加

「プロジェクト」「変数管理」をクリックし、変数管理画面を開きます。

  • qte_time_limit

  • qte_count

上記の変数を追加します。

変数qte_time_limit

変数qte_time_limitの初期値は、お好みの制限時間(秒)を入力してください。今回は10としました。

変数qte_count

変数qte_countの初期値は0にしてください。

これで、変数の追加は完了です。

⑤ラベルコンポーネントの配置

  • qte_start

  • qte_time_up

  • end1

  • end2

  • end3

上記のラベルコンポーネントを配置します。

⑥テキストコンポーネントの配置

テキストコンポーネントを配置します。

⑦iscriptコンポーネントの配置

iscriptコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

f.startTime = new Date();

⑧タップイベントコンポーネントの配置

タップイベントコンポーネントを配置します。
今回は、コンポーネントの待機時間を1000としています。

タップイベントコンポーネントの設定の一番下までスクロールします。

「出現位置をランダムにする」にチェックを入れます。

下記のコードを貼り付け、「決定」をクリックします。

f.qte_count+=1

⑨iscriptコンポーネントの配置

iscriptコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

let jump_target;
const currentTime = new Date();
const elapsedTime = (currentTime - f.startTime) / 1000;
if (elapsedTime >= f.qte_time_limit) {
jump_target = 'qte_time_up';
} else if (elapsedTime < f.qte_time_limit) {
jump_target = 'qte_start';
}
TYRANO.kag.ftag.startTag("jump", { target: jump_target});

⑩停止コンポーネントの配置

停止コンポーネントを配置します。

⑪タップクリアコンポーネントの配置

タップクリアコンポーネントを配置します。

⑫ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[if exp="f.qte_count >= 10"]
[jump target="*end1"]
[elsif exp="f.qte_count >= 5"]
[jump target="*end2"]
[else]
[jump target="*end3"]
[endif]

【コードの解説】

上記のコードは、タップできた回数ごとの移動先のラベルを指定しています。

①タップできた回数が10以上の場合、ラベルend1に移動、
②タップできた回数が5以上の場合(5~9)、ラベルend2に移動、
①と②以外の場合(0~4)、ラベルend3に移動します

ラベルを指定する際、必ずラベル名の先頭に*(アスタリスク)を付けます。

上記以外の条件で分岐させたい場合は、お気軽にご質問ください。

⑬テキストコンポーネント・停止コンポーネントの配置

お好みで、テキストコンポーネント・停止コンポーネントを配置してください。

これで、アクションイベント(QTE)プラグインで、タップできた回数で分岐させる手順は完了です。

以上で解説を終わります。おつかれさまでした。

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