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【ティラノビルダー】ハート型ゲージの作成方法

ティラノビルダーでハート型ゲージの作成方法について解説します。


①画像の追加

ハート型のゲージに使用する画像を追加します。

  • heart_base.png

  • heart_active.png

今回は、上記の画像を追加しました。

②変数の追加

「プロジェクト」「変数管理」をクリックし、変数管理画面を開きます。

  • love

  • love_max

上記の変数を追加します。

今回は、好感度に使用する変数をlove、
好感度の最大値に使用する変数をlove_maxとしました。

また、変数loveの初期値は0、変数love_maxの初期値は100としました。

変数love
変数love_max

これで、変数の追加は完了です。

③シナリオの追加

シナリオを追加します。
今回はシナリオ名をheart_gaugeとしました。

④コール・コールリターンコンポーネントの表示

右上のアイコンをクリックします。

「コール」にチェックを入れます。
「コールリターン」にチェックを入れます。
「適用する」をクリックします。
最後に、コンポーネント管理画面を閉じます。

コール・コールリターンコンポーネントが表示されました。
これで、コール・コールリターンコンポーネントの表示は完了です。

⑤heart_gaugeの編集

⑤-(1) ラベルコンポーネントの配置

ラベルコンポーネントを配置します。
ラベル名は、setとします。

⑤-(2) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[layopt layer="0" visible="true"]
[image storage="default/heart_base.png" layer="0" left="100" top="100" name="heart_base"]
[image storage="default/heart_active.png" layer="0" left="100" top="100" name="heart_active"]

【コードの解説】

■ left
ゲージの横位置を指定できます。

■ top
ゲージの縦位置を指定できます。

⑤-(3) ラベルコンポーネントの配置

ラベルコンポーネントを配置します。
ラベル名は、updateとします。

⑤-(4) iscriptコンポーネントの配置

iscriptコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

f.percent = (100 - (f.love / f.love_max * 100)) + '%';
$('.heart_active').css({
'clip-path':'inset(' + f.percent + ' 0 0)'
});

⑤-(5) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[ptext layer="0" text="&f.love" x="100" y="179.6" size="60" color="white" name="heart_value" width="256" align="center" overwrite="true"]

【コードの解説】

■ x
ゲージの数値の横位置を指定できます。

■ y
ゲージの数値の縦位置を指定できます。

■ size
ゲージの数値の文字の大きさを指定できます。

■ color
ゲージの数値の文字の色を指定できます。

■ width
ゲージの数値の横幅を指定できます。

■ align
ゲージの数値の横方向の位置を指定できます。
left(左寄せ)、center(中央寄せ)、right(右寄せ)から指定できます。

今回は、ゲージの横幅が256pxなので、
ゲージの数値の横幅(width)を256に指定し、
ゲージの数値の横方向の位置(align)を中央寄せ(centar)に指定しました。

⑤-(6) コールリターンコンポーネントの配置

コールリターンコンポーネントを配置します。

これでheart_gaugeの編集は完了です。

⑥scene1の編集

⑥-(1) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでheart_gaugeを指定し、
ターゲットでsetを指定します。

⑥-(2) ラベルコンポーネントの配置

ラベルコンポーネントを3つ配置します。

  • select

  • love_up

  • love_down

上から順に、上記のラベル名を指定します。

⑥-(3) 分岐ボタンコンポーネントの配置

分岐ボタンコンポーネントを2つ配置します。

1つ目の分岐ボタンコンポーネントのターゲットにラベルlove_up、
2つ目の分岐ボタンコンポーネントのターゲットにラベルlove_downを指定します。

1つ目の分岐ボタンコンポーネント
2つ目の分岐ボタンコンポーネント

⑥-(4) 停止コンポーネントの配置

停止コンポーネントを配置します。

⑥-(5) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】love
【操作】足し算
【オペランド】定数を選択し、10と入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

⑥-(6) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでheart_gaugeを指定し、
ターゲットでupdateを指定します。

⑥-(7) テキスト・ジャンプコンポーネントの配置

テキスト・ジャンプコンポーネントを配置します。
ジャンプコンポーネントのターゲットにラベルselectを指定します。

⑥-(8) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】love
【操作】引き算
【オペランド】定数を選択し、10と入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

⑥-(9) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでheart_gaugeを指定し、
ターゲットでupdateを指定します。

⑥-(10) テキスト・ジャンプコンポーネントの配置

テキスト・ジャンプコンポーネントを配置します。
ジャンプコンポーネントのターゲットにラベルselectを指定します。

これで、ハート型ゲージの作成手順は完了です。
以上で解説を終わります。おつかれさまでした。

【参考】ゲージの増減の動きをなめらかにしたい場合

①tyrano.cssファイルを開く

画面左上のプロジェクト名をクリックします。

フォルダが開かれるので、矢印のアイコンをクリックします。

tyranoフォルダをクリックします。

tyrano.cssファイルをメモ帳等で開きます。

②tyrano.cssファイルの編集

tyrano.cssファイルが開かれました。

一番下までスクロールします。

下記のコードを貼り付けます。

.heart_active {
  transition: clip-path .5s;
}

.5と書かれている数値を変更することで、ゲージの増減にかかる時間を調整できます。

数字が大きいほど、ゲージはゆっくり増減します。

最後に必ず上書き保存をしてください。

【参考】ゲージを左右に増減させる場合

ゲージを左右に増減させます。

f.percent = (100 - (f.love / f.love_max * 100)) + '%';
$('.heart_active').css({
'clip-path': 'inset(0 ' + f.percent + ' 0 0)'
});

⑤-(4)の項目で貼り付けるコードを上記のコードに変更します。

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