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【ティラノビルダー】変数をテキストで表示する方法

ティラノビルダーで変数をテキストで表示する方法について解説します。

【更新履歴】

2024/08/07

【参考】テキストを消去する場合を追記しました。


①変数の追加

「プロジェクト」「変数管理」をクリックし、変数管理画面を開きます。

  • point

上記の変数を追加します。
初期値はお好みの数字を指定してください。
今回は初期値を0としました。

これで、変数の追加は完了です。

②シナリオの追加

  • counter

上記のシナリオを追加します。
これで、シナリオの追加は完了です。

③コール・コールリターンコンポーネントの表示

右上のアイコンをクリックします。

「コール」にチェックを入れます。
「コールリターン」にチェックを入れます。
「適用する」をクリックします。
最後に、コンポーネント管理画面を閉じます。

コール・コールリターンコンポーネントが表示されました。
これで、コール・コールリターンコンポーネントの表示は完了です。

④counterの編集

④-(1) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[layopt layer="0" visible="true"]
[ptext layer="0" text="&f.point" x="100" y="100" size="100" color="white" name="point" overwrite="true"]

【コードの解説】

■ x
数値の横位置を指定できます。

■ y
数値の縦位置を指定できます。

■ size
数値の文字の大きさを指定できます。

■ color
数値の文字の色を指定できます。

④-(2) コールリターンコンポーネントの配置

コールリターンコンポーネントを配置します。

これでcounterの編集は完了です。

⑤scene1の編集

⑤-(1) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでcounterを指定します。

⑤-(2) ラベルコンポーネントの配置

ラベルコンポーネントを3つ配置します。

  • select

  • point_up

  • point_down

上から順に、上記のラベル名を指定します。

⑤-(3) 分岐ボタンコンポーネントの配置

分岐ボタンコンポーネントを2つ配置します。

1つ目の分岐ボタンコンポーネントのターゲットにラベルpoint_up、
2つ目の分岐ボタンコンポーネントのターゲットにラベルpoint_downを指定します。

1つ目の分岐ボタンコンポーネント
2つ目の分岐ボタンコンポーネント

⑤-(4) 停止コンポーネントの配置

停止コンポーネントを配置します。

⑤-(5) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】point
【操作】足し算
【オペランド】定数を選択し、10と入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

⑤-(6) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでcounterを指定します。

⑤-(7) テキスト・ジャンプコンポーネントの配置

テキスト・ジャンプコンポーネントを配置します。
ジャンプコンポーネントのターゲットにラベルselectを指定します。

⑤-(8) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】point
【操作】引き算
【オペランド】定数を選択し、10と入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

⑤-(9) コールコンポーネントの配置

コールコンポーネントを配置します。
ストレージでcounterを指定します。

⑤-(10) テキスト・ジャンプコンポーネントの配置

テキスト・ジャンプコンポーネントを配置します。
ジャンプコンポーネントのターゲットにラベルselectを指定します。

これで、変数をテキストで表示する手順は完了です。
以上で解説を終わります。おつかれさまでした。

【参考】テキストを消去する場合

[free layer=0 name="point"]

テキストを消去する場合は、ティラノスクリプトコンポーネントを配置し、上記のコードを貼り付けます。


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