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kintone Caféに初めて行った話

■僕は人見知りだ

kintone Café当日の朝、目を覚ましてしばらく経ったあと、「ああ今日はkintone Café岐阜に行く日だ」僕は緊張からか、めちゃくちゃ吐きそうになっていた。


オエーッ!オエッ オエッ オエーッ!
We are the champ! We are the Champion!

会ったことないたくさんの人と今日会うんだなあ。
初めて会う人が大半じゃん、しかもその先ではコミュニティが醸成されているんでしょ…僕みたいなのが急に行って大丈夫かな…うわなんか坊主来たよ…えっ…うわ…髪ねえし…みたいなことにならないかウッ ウッ ウエッ

オエーッ!

おかしな話ではあるが、kintoneを通じてたくさんの人と出会いたい気持ちがある一方で、めちゃくちゃにコミュ障だからこうなっていた。

■緊張しちゃうんですよ

だってさあ、初めて会う人と上手く喋れる自信がないよ。

僕みたいなコミュ障は会話の糸口を見つけることが困難だから「あっ、あっ、こんばんは…へへ…えーと、実家の電話番号ってなんですか?」みたいな狂気のコミュニケーションになってしまうんじゃないかという己への恐怖にも震えていた。参加者の誰かがそっと110番をしておまわりさんが僕を迎えに来て連行されたら…不安に押しつぶされそうだった。

実際の所なんの話するかって、そりゃkintoneの話なんだろうけど、kintoneの何の話すればいいの?難しい話ついていけないよ僕は?

コミュ障共和国 挙動不審隊の隊長を務める僕にとって非常に大きな試練であった。

■会場に着く

あー、ここね!事前に調べた通りバッチリだわ!あそこから入ればいいのかな?どうもー!こんちはー!電脳坊主こと植田と申しますー!よろしくお願いしまーす!

という感じでいけたらどれだけ良かっただろうか。現実は甘くない。

建物これ…?だよな?合ってるよな?入り口どこ?あっ、あそこか 受付は?うわ人歩いてる!社員さんかな参加者の人かな…うわーでもキョドりながら入ってくのも嫌だから涼しい顔して入ろう…うわーどっち!?あなたたちは一体何者!?すみませんkintone Caféで来たんですけどとか言うべき!?最初はこんにちはかな!?会社入ってきてこんにちはって言うハゲ怖くないかな!?どうしよどうしようううううああああああああああ

自動ドアウイーン

「kintone Café参加の方ですか?」


ありがとう…

■杞憂も杞憂

心配は必要無かった。僕がビビリ過ぎているだけだった。

運営の方も僕が初めてだと分かっているからか凄く親切に説明してくれるし、あっという間にたくさんの人と名刺交換した。

みんな優しい人たちばかりで、みんなニコニコしてて笑ってて、緊張も解けてリラックス状態、この後に「それでね、このしあわせの壺が50万なんだけどね」とかなったら買っちゃってたよ。

kintone Café岐阜はミライネットさんのくらうどの湯という所で、データセンターの中に足湯があるという最高な会場だった訳なんだけど。僕が到着したら既に足湯に浸かってる人もいたりして。

「足湯すぐ入れますよ!」

えっ…僕みたいなもんに話かけてくれてる…これは善意…?それとも「おう新入り、ここは初めてか?足湯だけどお前は頭から入れ」とかいう洗礼が待っている…?こいつ生意気そうな顔してるから沈めておくかとかそういうこと?

オドオドしながら足湯へ。


頭から沈められることは、なかった。
足湯にいる人も、やっぱりいい人たちばかりだった。

■なんかみんな話しやすくてこころが優しい

なんか会う人会う人、みんな物腰柔らかくて僕みたいなもんに温かく接してくれて、受け入れてくれるんだよね。

コミュニティなんだからそうあるべきだし当たり前だろ!と言われればそうなのかもしれないが、めちゃくちゃフラットで上とか下とかそういう階層の概念もなく、めちゃくちゃ居心地が良い。

ゲームで言う所のLv(レベル)という概念みたいなものが存在していないのだ。

実際に可視化しようとしたらアレができるしコレができるアナタはスキルLv.80です!と評価することは出来るのだろうけれど、コミュニティ本体と参加者全員が、そういう評価軸の下に開催されてるコミュニティじゃないということを認識していること。僕のような初参加ビギナーが入っても何ら問題のない、むしろ居心地の良い環境であるというのは凄いことだ。

加えて参加メンバーは固定ではなく、僕のように初めて参加するよ!という人もたくさんいるだろうに、この雰囲気の良さと居心地の良さは何なんだ。

仮に僕がサイバイマンだったとして、フリーザ様に「ちょっと聞いてくださいよ!こないだ~」みたいに話しかけようもんならデスボールで一撃なんですが、そういうのがないんですよね。

■LT

レモンティー


■LT

ライトニングトークと呼ばれる短いプレゼン。
色んな人の、色んな使い方。同じテーマなのに硬度は人それぞれで。

これは楽しいなあ。

僕も今回LTで10分間お話しさせていただいた。ライトニングの意味がよく分からなかったのでとりあえず稲妻のようにトークしてきた。

■kintone Café行ってみたいな、と

悩んでる僕みたいな人たちへ
絶対大丈夫だから普通にいってらっしゃい。怖いことなんて何もない。

もし君が怯えていたら、誰かが声を掛けてくれるだろう。
人の話を聴くのも楽しいし、自分で喋ってみるのもおもしろい。凄い人が凄い話をするだけのコミュニティではない。


そしてどこかのkintone Caféで僕と会おう。
その時は僕から君へ、声をかけるよ。


「あっ、あっ、こんばんは…へへ…えーと、実家の電話番号ってなんですか?」

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