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2023年11月・12月の台湾(台北)の生活費

11月17日から台湾でノマドとして生活を始めて見ました。12月までの生活費と千葉県(関東)に住んでいた当時で生活費がどのくらい違うのか計算してみました。

11月(14日分)の生活費

海外ノマドを始めたのが11/17〜なので、まず11月は14日分で掛かった費用のみ載せていきます。なお家を借りる上でかかった諸費用については、滞在予定期間の3ヵ月で割ったものを入れました。

12月の生活費

次に12月の生活費を解説してきましょう。

ここからは、掛かった費用についてもう少し細かく説明します。

家賃

台北は家賃がとにかく高い。台北でノマドをしようとすると、ホステルやホテル、あるいは Airbnbという民泊のサービスがあります。

自分は人見知りなので、Wi-Fi付き、一人で住める部屋の条件だけは譲りたくはありません。

しかし、台北でノマドをある程度の期間しようと思ったら、10万円だしても物件がほとんど見つからないのが現状です。稀にAirbnbで10万円以内で物件が見つかるくらいですね。

私は、現地で営業している日本語対応の不動産業者を見つけたのですが、時期的に条件を満たしている物件が1件しかない状況でした。

家賃自体は水道費を含めてだいたい日本円で10万円くらいなのですが、清掃費や寝具レンタル代、営業手数料を含めると高くついてしまいました。

台北であれば月15万円、高いと感じるなら台中や高雄など違う都市を検討した方が良いかもしれません。

あるいは、特に気にしないならホステルであれば1泊4,000円台でありますし、Airbnbでもゲストルームやドミトリーなら月10万円で収まる物件は多数あります。

航空券


航空券は時期にもよりますが、LCCであれば、成田空港から桃園国際空港までの路線がだいたい片道2万円〜で行けます。

私は、Trip.comというサイトから9月にスクートの航空券を購入しました。合計金額の内訳を細かく見ていくと、運賃が約15,000円、税金と手数料が約4,000円、後は座席指定に3,000円くらいです。

ちなみに、3ヵ月後くらいの料金をSkyscannerというサイトで見ると、自分の乗ったスクート航空の便は現時点で21,400円ですね。

出典:Skyscanner

当然、JALやANAなどの航空会社などになるともっと高くなります。

食費


次に食費です。食費は12月でいえば46,000円かかっており、思ったより高く、日本より若干安いなという印象です。やはり円安の影響が大きいですね。

私が主に利用した方法は、以下の4つ。

  • 夜市

  • ローカル店

  • 有名店(デパートなどに入っている飲食店)

  • Ubereats

体感で安い順に並べると、ローカル店、夜市、Ubereats、有名店という順番でしょうか。

油断してたくさん頼むと1日2食でも1,300円をオーバーします。

Ubereatsは、日本でよく頼んでいたときは1,000円〜2,000円はかかっていましたが、台湾だと同じ品数頼んだとしても1,000円を超えないことがほとんどでした。

なお、台湾でUbereatsを使う場合、日本のアカウントをそのまま(住所だけ台湾の住所に書き換えて)使用できました。

当然ながら日本食および日本にもあるチェーンは台湾の方が高いです。(ましてや大幅な円安なので)

例えばコメダ珈琲のコメダブレンドたっぷりサイズは日本では1杯620円でしたが、台湾では728円(1台湾ドル=4.7円)もします。

また、日本と台湾に店舗を持つ某天丼屋上の場合、同じ天丼が日本よりも100円ほど高い計算(現在の台湾ドルレートで)です。

回線

借りている部屋にWi-Fi(30Mbps〜100Mbps)はあるので、スマホの通信費となります。kkdayというサイトで、eSIMが販売されていて1ヵ月(1日500MBまで)で2,000円で済みます。

esimは、プリペイドSIMのようにSIMカードを入れ替えする手間が省けます。台湾から別の国に行った際も現地のeSIMを契約してそのまま使るので利便性も高いです。ただし、物理SIMよりも値段は高くなります。

また、台湾では2023年11月9日より必ず旅行者認証が必要になったため、esimを契約するたびになども実名登録しなければならないのは面倒です。

交通費


台湾では交通費は日本よりも安く済みます。主な手段は以下の3つです。

  • Uber(タクシー)

  • MRT

  • バス

  • 自転車

Uberはそこまで安いとはいえませんでした。しかし、MRTは1回の乗車で20元(約94円)〜65元(約305円)あれば十分台北市内を観光できます。

MRTやバスを使うときには悠遊カードがあれば、精算が簡単に済むので楽に乗り降りが可能です。私は、空港近くの売店で購入しましたが、台湾語がわからなくても、図と一緒に説明してくれるので、困ることはなかったです。

そして、台北市内を手軽に利用するならレンタル自転車が便利です。最初の2時間は30分20元(約94円)、3時間目からは30分40元(約188円)で乗れます。

ただし、台湾の電話番号がない場合は、クレジットカードに3,000元(約14,100円)デポジットしなければなりません。1回のデポジットで120時間使えるため、短期旅行者向けです。

その他

その他は、主にマッサージ屋の料金とたまーに行くお寺や観光地(まだあまり行けていない)の費用です。

台湾は、近所の通りや地下街の中など至る所にマッサージ屋さんがあります。全身マッサージが60分800元(約3,800円)、足裏マッサージは60分900元(約4,200円)くらいで、20分や40分のコースもあります。

日本の観光雑誌に載るような店舗ですともう少し料金が高くなるケースもありますが、日本語が通じることが多いので健康状態について聞きやすいでしょう。

税金および保険料

私は、住民票を抜いたので、住民税はかかりません。健康保険料や国民年金はひとまず支払わない形にしました。ひとまずは海外旅行保険のみ加入していますが、期限が切れたらノマド向けの保険を利用する予定です。

なお、所得税は当面の間、日本で納税する予定です。

関東と台北での比較

最後に関東と台北で生活費の違いを比較してみましょう。まず、以下はノマドに行く前月の1ヵ月の費用です。

厳密には、ゲームを購入した娯楽費やサブスクのサロン代などがかかるので、もっと費用はかかっていますが、大方比較されやすいもののみに絞っています。

次に台北の生活費(12月分)をもう一度再掲します。

台北の都心に家がある分、部屋は狭くても家賃が高い。ただ、それでも8万円は安くなっています。税金を除外しても、17,000円くらいは安い計算です。

まとめ

台北は生活費という面では、やはり家賃の高さがネックといえるでしょう。予算に余裕がないかつ個室まるごとの部屋が良い場合は、選択肢が限られるので注意が必要です。

また、私は賃貸借契約を結びましたが、費用面を考えるとAirbnbを選ぶ方が賢明かもしれません。

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