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『Tour of Routhe Salvation ST1』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

2024年で3回目のトルコ遠征!
今回はトルコでも北側の黒海に面した地域をスタートしてレースが繰り広げられます。

トルコの路面は所により荒れていたりするので注意が必要。
感覚は悪くないのでその辺に注意しながら全力で走り切りたいです!

作戦

今回はシーズン後半という事もあり、ぼんやりと来年へ向けた事も考えつつの動きをしたい。
チームとしては出力的にかなり能力の高い泰史をしっかり成長させたい所。

ということで今回は泰史を軸にプランを考える。
大まかには彼が有利に進められるようにレースを組み立てたい。
トマさんもプランの軸として据えているが、トマさんに関しては第一ステージでは僕らが特段何かする必要もなく、自分ですべてこなせてしまうので先ずは泰史の動きを考えつつゴールを狙うことになる。

レース

距離 118km
天気 晴れ
出走メンバー トマ、畑中、元喜、孫崎、泰史、UD

元々のコースプロフィールでは150kmほどのコースだったが、前日に変更があり118kmへと変更になった。
自然公園のようなところをぐるっと回るコースだったが、そこがカットされた形だ。
その区間を試走した選手に話しを聞くと、様々な動物のうんちがあったようでなかなか香ばしい道だったと言っていたことから、最近海外のレースでお腹を壊す事が多くなったUDとして戦々恐々としていたので少し安心した。笑

例によってリアルスタート直後からアタック合戦が始まる。
ハイペースなアタック合戦だがキナンはチームでしっかり対応できている。

しかし全く決まる気配がない。
そんなアタック合戦が繰り返されている中で集団後方で大きな落車が発生した模様。
泰史が巻き込まれて後ろにいるっぽい。
巻き込まれたチームが多くいた事から集団は一旦待つ雰囲気に。

泰史を確認しに行くと擦過傷もなく一応無事なよう。

そこからまたぬめ~とアタック合戦が始まる。

本当に決まる気配がない。

KOMへ向けて川沿いの区間へ入るのだが、試走した時にかなり悪路で砂利が浮いていたりするのを知っていたのでそこへ向けてできるだけ前に位置取る。
道もかなりうねっている事からからこの区間で攻撃が掛かると予想して警戒。
で、実際にここで攻撃がかかり反応していく。

少し抜け出し、それが吸収されて次の動きでトマさんが抜け出して、泰史が良い位置にいたので声をかけて泰史に追走に入ってもらう。

それなりの人数が抜け出し、キナンとしても行ってほしい2人が乗ったので行け!!と願いながら次の動きに備える。

が、KOMの登りで逃げを吸収。
その後細くて若干テクニカルな道を集団は安全にこなし、大きい道へ出る。

そこから再びアタック合戦。
流石に集団も疲労の色が見え始めてきた。
決まりそうな雰囲気でもあったので警戒して先頭で対応していく。

その中でかなり勢いのある逃げにジョイン。

最初は2人で逃げていたが、ちょっとずつ合流してきて、孫崎も合流してきてくれて9人の逃げになる。
ここに友であり敵であるヴィクトワール広島の小野寺玲もいた。久しぶりに同じ逃げで戦えることが少し嬉しかった。

がしかし。彼は一回目の中間スプリントへ向けた最終コーナーで目の前で落車。「デラッピーーー!!!!」と心で叫ぶが、悲しいかな助ける事はできない。

その後僕らの逃げは吸収され、集団で彼の姿を見かけて声をかけたが大きな怪我ではなさそうだったので良かった。

レースは終盤。

集団の雰囲気的にも決まりそう、集団が割れそうな感じが出ていたので泰史にここからの動きに注意するように声をかけておく。

すると間もなく元喜さん、泰史含む大きめの逃げが先行。
そこに追走が出たのでそこにチェックに入り、20名程の逃げにキナン3人。
更に今回一番乗せたかった泰史も乗っているので完璧。

本来この人数の逃げでは上手く力を貯めながら走るが、ここは集団とのタイム差を広げたかったのでしっかりローテーションを回す。

残り10kmを切っている。

集団はまだ見えているので全然油断はできず、牽制が入ったり、踏みやめた場合に捕まってしまうので気を抜かずに踏む。

残り5㎞切ってから泰史にアタックして抜け出すか確認するとスプリントするというので、逆にUDが抜け出しを試みる事に。

5㎞はまだ遠いので攻撃するなら3㎞切ってからだと考える。

残り3㎞。アタックする。

抜け出しはできたものの、複数名乗せているチームはさすがに容認はせず追ってくる。
捕まって、カウンターで元喜さんもアタック。
これも捕まってしまう。

残り1km。

泰史に発射台になると伝えて、準備。

残り600m、3番手でコーナーを通過。
悪くない。そのまま最終コーナーへ。これは!!!
そのまま行けばUD自身もチャンスがあり、泰史も発射できる!と集中してコーナーへ入る。残り300弱。しかしここで先頭の選手が落車。
何とか避けるも、そのまま先頭に出る。ここから先頭でもがくには少し遠いが泰史の発射の為にもスプリントするしかないと、先頭でスプリントを開始。

が、やはり最後まで持たず抜かれて抜かれて4位。

泰史はその落車でうまく後ろに着けずもがけなかったようだ。

無念。

感想

しっかり冷静に全体を把握しながら走れたかなと思います。
チームとしてのミッションはしっかり達成できましたが、表彰台に上りたかった、、、
感覚、流れは良いので明日以降も頑張ります!

ではではまた。

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