見出し画像

愛すべきユニット別スキポイント~ヒポチ編~

健全なヤンキーたち

こんにちはこんばんは。ちゃなでございます。早速タイトルが相反する言葉を使っているために若干カオスな文面になっていますが、飽きれる前に、今回お話しするかっこかわいいを極めている彼らをご覧になってからだと嬉しいです。さて、皆さんの考えるSEVENTEENさんといえば、まず初めの第一印象はさわやかな印象から入られる方がとても多いように感じます。彼らは夏の代名詞でもありますからね。そんなセブチのユニットの中には最高にイカした奴らがいるわけです。それが今回紹介するヒップホップチーム、並びにヒポチでございます。

強めの幻覚が見れるユニット

ヒポチのメンバーはエスクプス、ウォヌ、ミンギュ、バーノンの4人で構成されています。特にこの四人が集まった時の私の感想は「顔強いなぁ…」です。個人的に顔の濃いメンバーが多い印象で、一つ一つの顔のパーツがしっかりしているメンバーたちのユニットなのでヒップホップのイメージがしっくりくるんです。そんな中私が紹介したいのはお顔の方だけではありませんよ。彼らの最高にして最強の部分は「なんにでも化けるポテンシャル」です。

私は正直、ラップが今まで好きではありませんでした。ラップは歌にのせて歌うというよりはリズムに乗って韻を踏むために、曲一つの流れが変則的になってしまうのが私の中でネックでした。そんな私の認識を大きく変えてくれたのがヒポチなんです。まずは私のお気に入りをいくつか紹介させてもらってもいいですか?

この曲は2019年に発売されたAn Odeというアルバムに収録されているヒポチの楽曲なんですが、このサムネイルだけでも治安の悪さの片鱗を見せつけられているような感覚です。特に私の気に入っている歌詞がミンギュの歌う2番の歌詞です。(この動画だと1:30~)

적당히를 적당히 몰라('適当に’っていうのがわかってないんだ)
다들 출발할 때쯤 나는 도착(みんなが出発する頃にオレは到着)
뒤꽁무니 쫓아 쫓아와 봤자(背中を追いかけたところで)
거긴 So far(そこは So far)
우린 가내 수공업 흉내 낼 수 없어(オレたちは家内制手工業 真似できないよ)
이만 수고하고(この辺でお疲れ様)

最高に喧嘩売ってて治安の悪さにぶっ飛ぶレベルですよ、これ。私が気に入ってるのは「俺たちは家内制手工業」=「自主制作アイドルなんだよ」ってところです。他とは違うところ、自分たちの強いところを前面に押し出すような喧嘩の売り方はまさにヤンキー物のドラマを見たように錯覚させます。他にも治安の悪さがさらににじみ出てる最高にカッコいいユニット曲があるので是非検索してみてください♪

それでは次はあんなに治安の悪かったヒポチが考えた最高可愛い歌詞のラップを聞いてください。

これはSEVENTEENの楽曲の中でも有名なイエップダ(pretty U)という曲で、何せ見てて全く飽きないダンス構成なので知らないうちに3分半終わってます。冗談抜きで。そんな曲の今回は歌詞に注目を置いてほしいんですが、1:24~のエスクプスが歌う歌詞です。

감기에는 약(風邪には薬)
배고프면 밥(空腹にはご飯)
너 에는 나(君には僕)
처럼 사전에 널 찾으면(そんな風に 辞書で"君"を探せば)
나로 정의됐음 좋겠단 말이야("僕"って定義されてたらいいんだけどな)

ココからもう既にヒポチなのに愛くるしいのはどうかしてると思いませんか?物事を対比するように、無いと不可欠なもののように「僕」と「君」が自然に存在しているんです。このワンフレーズだけで「僕には君が必要な存在なんだ」という事を十分に感じられるというのがまず素晴らしいポイントです。その後に辞書で定義されてれば、という事は「この関係がしっかりと形あるものになるならば」という願いと確実性を求めているように感じさせます。

なんでこんなに両極端なユニットなんだろう。

もう本当にこんなに極端なことあります?ってくらい0か100なんですよ。いい意味で。ユニットでは攻めたこと言いつつグループの中ではしっかりと曲の意図を崩さないような配慮のあるラップ。こんなに緩急の差があったらファンからしたらびっくりだし満足ですよね。

やっべ、めっちゃ書いちゃった

思ったよりヒポチの記事に熱量が入ってしまったので大変な分量になりました。ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。それでは次回は3つあるユニットの中でも最後の紹介になりますパフォーマンスチームことパフォチの紹介です。パフォチを一言で表すなら「職人」です。しかも皆多彩なのでどう説明したものか考えあぐねています。でもパフォチを言わずしてセブチを語ることは不可能に近いので近々上げさせてもらいます。今回も最後まで見ていただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?