「Twitterアイコンバッジ」で作るユーザー交流の輪
皆さんこんにちは、コミツナプロジェクトを担当している松井です。
今回は昨年のイベントで取り組んだ「Twitterアイコンバッジの配布」という企画についてご紹介します。
ただのバッジと思いきや、これがコミュニティの交流を促す素敵なツールになったのですね。
ローコストでコミュニティらしい効果を生み出せる手法だったので、ぜひ他社のコミュニティ担当の方にもご参考になればと思います!
Twitterアイコンバッジとは?
これは、その名の通りTwitterのアイコン画像をバッジにしたものです。
例えば、私のTwitterアイコンをバッジにしたのがこちら。至って普通のバッジですが、拘りポイントは目立つように大きいサイズにしたことです。
ご希望いただいたコミュニティの皆さんには、その方自身のアイコンでバッジを作り、イベントで配布をしたのでした。
配布したイベントはCybozu Days
このバッジを配布したイベントが、サイボウズの総合イベント「Cybozu Days」です。
これは毎年11月に幕張メッセで開催される巨大イベントで、昨年は4,600名を超える方に来場いただきました。その様子はイベントサイトでレポートも公開済みです。良ければご覧ください。
Cybozu Daysはコミュニティにとっても年に一度のお祭りイベントです。
コミュニティの皆さんが全国から集まり、いつもはオンラインでしか会えなかった人達と直接お話しできる貴重な機会なんですね。
至る所で「リアルは初めましてですね…!」と挨拶が交わされる様は、コミュニティ担当としては感慨深いものがあります。
目印になるためのバッジ
そんなCybozu Daysですが、以前から目印になるものが必要だと思っていました。
やはり、広い会場でオンラインだけで会っていた方を見つけるのは簡単ではありません。「あの人と会えなかった〜」と言う声を良く聞いていたんですね。
そこで考えたのが「Twitterアイコンバッジの配布」でした。コミュニティの皆さんにご自身のアイコンバッジを配り、身につけて会場を歩いてもらえば交流が促されるのでは…!?
この企画は好評をいただき、実に77件のお申し込みをいただきました。当日、机の上に並ぶバッジ達は圧巻の光景でしたね。
アンケート結果
では実際にこのバッジは交流のきっかけになったのでしょうか。
Cybozu Days終了後に実施したアンケートでは、回答者の90%以上が「きっかけになった」と回答をしてくれました。
無事にコミュニティの交流を促す企画になれていたようです。これはとても嬉しい結果です。
また、アンケートではたくさんの嬉しいコメントもいただきました。
ここではその一部をご紹介させていただきます。交流に繋がっていたことを実感できて、今見てもウルッときます…。
バッジ作成ツール
では最後にバッジの作成方法についても紹介をします。
バッジの画像が一つずつ異なるため、一括発注はできません。そこで、自分たちで作成できるマシンを購入しました。
と言っても大掛かりなものではなく、個人でも作成ができるものです。一番大きな75mmのサイズを選び、購入時は4万円(税込)でした。
最初はうまく仕上がらず歩留まりも悪かったのですが、しばらくすると作り方に慣れてきて、最後はほぼ100%で作ることができました。
実際に作っている様子がこちら。当日もモバイルプリンターと一緒に持ち込んで、その場の依頼にも対応をしていくことができました。
繋がり作りにオススメです
以上、「Twitterアイコンバッジ」で作るユーザー交流企画のご紹介でした。
いかがだったでしょうか。かかる費用はバッジマシンくらいなので、比較的安価でかつ満足度の高い企画だったと思います。
また、一度買えば別のイベントでも使いまわせるので、今後も活用をしていく予定です。
同じようなコミュニティ施策に取り組む方は、ぜひご参考になればと思います。
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