会社の仕組みを研ぎ澄ませて、誰もが活躍できる職場に
カスタマーサービスのポジションに女性を採用しました。前職でも、同じERPシステムを多用していた経験があり、そのポジションで自分のキャリアを強めたいという意志を明確に持っているのが、面接での好印象でした。
これまでのカスタマーサービスの人的リソースを拡充して、メンバーの残業を減らし、年休を取りやすくする環境の構築とともに、カスタマーサービスの業務の効率化に向けた改善に着手してもらうのが増員の目的です。
平行しているサプライチェーンと外勤営業のポジションの面接も継続中です。
サプライチェーン候補者は、面接での感触も良かったものの、Web適性検査の結果に少し気になるところがありました。自分ごととして物事をやり遂げるのではなく、他人任せにしてしまう傾向があるという事です。
同じERPシステムを多用していた経験と、倉庫の在庫管理、倉庫移転の候補地探しから立ち上げまでをほぼ一人でやり遂げた経験が好印象でした。この方は、もう一度、シンガポールAPAC統括のSCMマネジャーにWeb面接をしてもらう事にしました。
外勤営業の候補者はリファラル採用で私の元同僚です。私の前職に勤め続ける彼は、売却されたファンド会社の思惑通りに動く社内に嫌気がさして、しかも在勤の長かった大阪から突然に東京転勤になったばかりで、さすがに転職を考えるようになったそうです。
この方も面接は好印象でしたが、Web適性検査は少し気になる部分もあります。
しかし、今の当社の知名度や給与体系では、完璧で非の打ち所がない人は応募しないでしょう。だから、社内の仕組みを研ぎ澄ませて、完璧ではない人が活躍して業績向上に貢献してくれる環境を作りたいものです。
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