2020→2021

1年の振り返り。

仕事面は、転職をして最初の1年を過ごした。とにかく目の前に来るものをひたすら受け続けるような生活。楽しい瞬間よりも辛い瞬間のほうが多かった。何度もnoteの記事にしようと思った。途中まで書いて公開しなかった記事が3つ。書いている途中で眠くなったり、途中から書く気がおきなくて書いていない。だいたいは理想と現実のギャップと闘っているといった内容。入社2年目だけど、大きな分岐点に立っていると思っている。ギャップを感じて、全てを諦めて死んだ目で仕事に文句を言いながら退職まで働くか、今闘って少しでも理想に近づけるか。納得できなかったり、上手くいかなかったり、自分の力ではどうすることもできなかったりする。失敗もたくさんして、職人さんにもたくさん迷惑をかけてしまった。だけど、「お前がはやく偉くなってなんとかしてくれよ」って言ってくれる。今の目標は昇格して自分の力が及ぶ範囲を広げること。それを職人さんのために使う。そして自分に部下ができた時は自分と同じ思いをさせない。職人さんには迷惑をかけるけど、今はたくさん失敗をして、そこから学ばせてもらう。辛いことも昇格のために甘んじて受けることにする。ただ、めちゃくちゃ辛い。これは経験を積むしかない。

来年は社内で配置替えがあって、現場で仲良くなった人と1年仕事ができなくなってしまう。正直寂しい。ひとまわり大きくなって、また仕事ができるように頑張ることにする。


プライベート面で今年は転機だったと思う。バスケを久々にやって、バスケットシューズを新しくした。それが関係してかどうか、中学生の時のチームメイトから、「コロナが収まったらチームを作ろうと思ってる。ポイントガード(司令塔的ポジションのこと)で参加してほしい。」と連絡があった。連絡自体も5年ぶりぐらいだった。泣いて喜んだ。考えただけでワクワクする。試合前の独特の雰囲気だったり、ベンチに入ってからティップオフまでの張り詰めた空気。またあれを味わえる。背番号は何番にしようか。背番号に意味を持たせてたいけど、いいのが思いつかない。ユニフォームの色は何色なんだろうか。それに合わせてバスケットシューズも新調しようか。チーム名はダサすぎなければなんでもいい。大事なのは誰とやるかなんだ。「目標は市民大会で1勝すること」なんてぬるいこと言ってんなよ。俺のプレーで思い出させてやる。その発言はすぐに後悔するはずだ。お互いに同じ血が流れてる。勝ちにこだわらないわけがない。1勝の壁は高く分厚いのは理解してる。でもその目標は低すぎる。楽しみだ。でもその前に自分が泣いてしまう自信がある。バスケチームを作るというのは、ゲームに例えるとDLC(ダウンロードコンテンツ)なのだ。プラスα的な要素でゲームの本編の続きだったり、過去編や番外編だったりとゲームによって異なる。自分にとっては、「高校で札幌に来なかったら」という過去編的な立ち位置だ。それを実現するために今は外出を自粛して、IQを高めている。

コロナが流行っていた割には、去年よりもたくさんの人と会った気がする。休みに家から出ない生活がもったいないと思うようになったことも関係していると思う。今年遊んでいただいた皆さん、ありがとうございました。今年遊べなかった方々も来年は遊びましょう。今年もお世話になりました。

眠れない夜に書くはずだったnote。まさかの生活習慣の見直しで眠れない夜がなくなってしまった。だけど、空いた時間で自分の心の整理だったり、何かを達成するために宣言する場所として使うことができるのは自分にとっては必要なものとなっている。

来年の目標は、自分の幸せについて考えて、自分なりに答えを出すこと。答えを出せずにここまできている。きっかけは、「姉ちゃんの恋人」というドラマを見たこと。久々に1話から最終話まで見たドラマだったし、最終話ではボロボロ泣いた。「自分の幸せから逃げている」というセリフが、自分に刺さって痛かった。たしかに平日は寝るためだけに部屋に帰ってきているような生活。どんなに残業をしようが、自分の帰りを待つ人はいない。そう考えてしまっている自分が寂しい。平日にも至福の時間がほしい。時間がほしいというよりは、幸せを感じられる時間がほんの少しでもあればいい。それが何かわからない。

その幸せも何か、物に執着した幸せではないものにしたい。買って満たされるようなものではない何か。例えば靴。今年は5足も買ってしまった。後悔はしていない。自分にとって靴は、自分に元気をくれるもの。下を向きがちは自分が、視界に靴が入り、その靴が1歩を踏み出す力になってくれる。自分にとっては必要だけど、自分の幸せが「靴」になってはいけないと思っている。「靴」を履いて幸せに向かっていくような、感覚。上手く表現できない。それを1年かけて見つけて、表現できるようにしたい。なんとなく1年では足りない気がしている。

手始めに、1つ行動を起こしてみた。クリスマスにスーパーの安いショートケーキを買って食べた。忙しくて本当にクリスマスであることを忘れていた。このまま普通の平日として過ごしてしまうのはいけないと思った。理由はわからない。ケーキを食べることでクリスマスを実感した。1人の寂しいクリスマス。これが幸せに繋がる気がしなかったが、何かのきっかけになればいいと思った。

1年にしてはかなり簡単な振り返りだったかもしれないけど、これで終わりにする。

来年もよろしくお願い致します。


来年こそはコロナが収まって、元の生活に戻れるように。

この曲のURLを貼ってから、やっぱりこっちのほうがよかったかもしれないと思ってしまった。

昨日までは全く選ばれなかった。というより、選ばれたことのほうが少ない。選ばれてなくても明日があって、明日があることは当たり前じゃない。明日こそは昨日までと違ういい日にしたい。この曲に泣かされた1年だった。

良いお年を。

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