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ラジオの魅力とリアタイジブリ

・ラジオを介して初めて聴く音楽がとても好きだ。

ラジオは大好きだけど、日常的に最近は聴けておらず、近頃は思い出した時に聴く程度。
でもまたその感じもよかったりして。。

おみくじをひくような、タロットカードをめくるような、そこに起こるメッセージとその読み取り。
フェイバリットがかかると妙に嬉しいし、知らん曲からの光の放ち方は半端無い。

ストリーミングでほぼ網羅できる時代、いくらでも聴きたい曲は聴けるはずなのに。

・・・

たとえば昨夜はcharaがパーソナリティのラジオをたまたま聴いていて、そこで大好きなフィッシュマンズの曲がかかる。「いかれたbaby」というバンドを代表する曲で、20代に擦り切れるほど聴いた。

わざわざ今更フルコーラス、自分で選んで聴こうとはなりにくい曲で、それならもっと違う曲を聴いていたいと思う。
でも昨日はフルコーラス聴いたし、かかった時に嬉しささえ感じた。


この違いってなんだろう。


ストリーミングサービスに慣れ切った現代、常に自分好みにカスタムされたプレイリスト。ここにももちろん発見はあるはずだが、ラジオとの違いは何なのか。
考えた時に見えてくるものは

他者との繋がり
なんじゃないか。

昨日の場合はパーソナリティのcharaとの繋がり。そして今まさに同じ時間にラジオの前でフィッシュマンズを聴いている全国、全世界の同じような誰か。

同じ曲を共有しているというその一体感に、特別な補正がかかってくるのではないか。


いつも何度でも見ることができるはずのジブリ作品を金曜ロードショーで実況しながらみんなで観るみたいな、そんな一体感。

ラジオにはそんな電波を介しての他者とのコミュニケーション、予期せぬ出会いが起こる占い感があるのかもなぁ。

・・・

昨日出会ったアーティスト
井手健介と母船
「魔法がとけたら」

(こちらはラジオで聴いたのとは別バージョン)

ぐわーんと、魅了された。こんな出会いがあるからラジオは時々聴きたくなるんだよなぁ。


今日も皆さんに、そして僕にも
忘れられない出会いのある1日になりますように!

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