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【エピソード#08】動画編集案件探しのコツや受注のポイントなどを学びました!

みなさん、こんにちは!
クラウドワークスが運営するオンラインスキル学習コミュニティ「みんなのカレッジ」運営チームです。

現在開催中の「動画クリエイター輩出プロジェクト」にて、先輩動画クリエイターとの座談会を開催しました。

副業で動画編集をされている2名が登壇していただき、プロジェクト参加者の質問に答えていただきました。

動画クリエイター輩出プロジェクトとは

今回の記事では、座談会の模様をレポートします。

  • 動画案件の選び方は?

  • 気をつけた方がよい案件とは?

  • 案件継続につながるコツは?

など、気になる質問が次々飛び出しました。

動画クリエイターとして活動していきたい方にとって、参考になる内容ですので、ぜひご覧ください!

<登壇者>

・TWORKSさん

都内在住。本業は電機メーカーの営業職。
育休中に独学で学んだ動画編集で副業ワーカーとして活動中。

knkyoさん

九州在住。本業は看護師。動画編集を独学で学び、未経験から副業ワーカーとして活動中。

座談会スタート!


眞道-- それではTWORKSさん、自己紹介をお願いします。

TWORKSさん-- メーカーの営業として、フルタイムでサラリーマンをしています。Premiere Proは3年くらい使っていて、そのうちクラウドワークス歴は2年ぐらいですね。

動画編集を始めて最初の1年は、友人からの案件をこなしていました。今受注しているのは、ビジネス系の動画編集がメインです。


眞道-- 続いてknkyoさん、自己紹介をお願いします。

knkyoさん-- 本業は九州で看護師として働いています。1年半ぐらい前に動画編集に興味を持ち、Premiere Proの勉強を独学で学びました。クラウドワークスを中心に、ビジネス系やゲーム系の動画編集をしていますね。

最近は、友人から動画編集の依頼を受けたり、去年結婚した際、自分で編集したムービーを流したりするなど、実生活でも動画編集スキルを有意義に使っています。

眞道-- 今日はよろしくお願いします!それでは早速、質疑応答に入っていきましょう。


プロフィールなど、最初にこうすればよかったなと思うことはありますか?

眞道-- 現在、参加者のみなさんは、案件獲得を目指してクラウドワークスのプロフィールを作成し、応募されています。プロフィールなど、どのような工夫をするとよいでしょうか。

knkyoさん-- ポートフォリオ動画を作って載せておくといいと思います。自分の作品を見てもらえるものがあると、クライアントがプロフィールを見たときの印象も変わるし、「この人はこういう動画作れるんだな」と、編集スキルがわかってもらえますので。

僕自身は何もない状態で案件に応募していましたが、今思えば作っておけばよかったです。


動画編集者として成長するためには、どのように進めていくとよいでしょうか?

knkyoさん-- 少しでも勉強してできることが増えたら、それが生かせる案件を見つけて取りに行った方がいいと思います。

僕自身、「学びながら案件を受注していくスタイルでいこう」と最初から決めていました。
足りないところは勉強しながら、実践でどんどん動画を作っていくと、多分最速で成長につながるのではないでしょうか。

眞道-- クラウドワークスのユーザーさんの動きを見ていると、「まずやってみる精神」が強い方の方が、数ヶ月後に受注実績を伸ばしている印象です。逆に、「もう少しスキルアップしてから案件に応募したいと思います」という方はスキルアップの定義が漠然としていて、残念ながらクラウドワークスに戻ってこないことが多い印象です..。

knkyoさん-- そうですね。
応募する際は、「初心者です」というのはあまり言わなくていいかなと。強気のストロングスタイルでいった方がいいと思います。

実績や経験の少ない自分が、案件を獲得していくのがとても不安です。初めて受注したときの気持ちや、単価・作業内容を教えていただけますか?


TWORKSさん-- やはり最初は緊張や不安がありました。でも、やってみないことには始まらないと思って、あまり単価の高くない、アウトプットが2分ぐらいの短い動画編集案件に応募して受注しました。

見返してみたら100円の案件でしたね。1分の切り抜きみたいな形で「素材はYouTubeから適当に入れてください」みたいな。今思えば雑だなと思うんですけど、私自身クラウドワークスのシステムを使うのが初めてだったので、経験を積むつもりでその案件を選びました。

わからないことは自分で調べて、自分でもYouTubeチャンネルを開設し、実践しながら学んでいきましたね。

knkyoさん-- 僕も緊張しながら応募して、実際に採用されたときは本当に不安でした。確か、1本500円ぐらいで、ナレーションとそれに合う海や山などの背景を流す10分くらいの動画でしたね。今考えたらすごくコスパ悪いですけど、最初に受ける案件として、まずはやってみようと思って受けました。

提供された素材をパソコンにダウンロードする時点でわからないこともたくさんあって。Google検索したり、YouTubeを見たりして、一つひとつの工程を独学で調べながら、なんとか編集できた感じです。

最初の頃は5分以内の動画で「初心者の方でも応募できます」みたいな案件にたくさん応募して、一つずつコツコツ取り組んでいきました。


30秒から1分の動画作成に5分から10分かかります。最初はどのようにしながら案件を探していくとよいでしょうか?

knkyoさん-- 最初は10分の動画制作に何10時間かかることもあると思います。まずは1時間でも2時間でもいいので、とにかく作業時間を確保することですね。

自分がどれくらいの時間で作れるのか試しながら、目の前の案件に最大の力を出していくことが大事だと思います。

眞道-- 納品物は1~2分でも、提供された素材が1時間あると、編集の際に見る作業が何度も発生するので、それだけでも数時間かかってしまいます。その点も気をつけるといいですね。

参加者-- 今、素材の時間が長い場合があると言われましたが、事前に「素材の時間はどれくらいで、出来上がりは何分でしょうか?」とクライアントさんに確認してもよいのでしょうか?

TWORKSさん-- いいと思います。クライアントにも「きちんとコミュニケーションが取れる方なんだな」と思ってもらえる可能性が高いので、発注につながる確率が上がるのではないでしょうか。

眞道-- 単価交渉する際に、素材の長さで決めるワーカーさんも結構多いです。「素材が何分までの場合は何千円でやります」というように決めている方もいらっしゃいますね。


案件を探す時の選び方(金額・制作にかかる想定時間・気をつけていること)を教えてください。


knkyoさん-- 仕事を探すとき、自分がどれぐらいお金を稼ぎたいか決めておくとよいと思います。僕の場合、今は最低5,000円から探すようにしていますね。

制作の想定時間については、たくさん作っていくなかで、どれくらい時間が必要か自分でわかってくると思いますよ。僕は、制作に一週間ぐらい時間がもらえるか、事前にクライアントに相談しています。

気をつけていることは、素材の提供がある案件を率先して選ぶようにしていることですね。素材がないと、自分でフリー素材から探したり選んだりする必要があるので、時間がめちゃくちゃかかりますから。

TWORKSさん-- 私も5,000円以上からかなと思っています。想定時間としては、10分ぐらいのアウトプットであれば、3~4時間ぐらいで作れるので、時給換算して1,100円~2,000円ぐらいになる案件を選んでいますね。時給を見ながら検討していく感じです。

眞道-- 本業があると、なかなか予定通り2時間作れなかった、というようなこともあるかと思いますが、リスク管理やマネジメントはどのようにされていますか?

knkyoさん-- そうですね、あらかじめ「週に確保できる時間は20~30時間です」とクライアントに伝えて、OKをもらってから仕事を進めている感じです。

「今日から3日以内で」など短期納期の場合は、「4日以内でも可能でしょうか」などメッセージを送って、先に納期の相談をするようにしています。
突発的な予定が入ってくることもあるので、少しゆとりを持たせるようにしていますね。

「どうしても間に合わないかも」と思ったら、早めに相談するのが大事だと思います。


「気をつけたほうがいい」という案件の特徴がありましたら教えてください。

TWORKSさん-- クライアントの星の数がゼロなのにかなり高単価の案件は、怪しいかなと思います。募集文が雑に書いてあるものと、逆に丁寧すぎるものも結構気をつけた方がいいかなと。

あとは、クライアントの発注と評価の数や仕事内容、ワーカーのコメントも見られると思うので、そこもチェックするといいですね。
募集内容と全然違う仕事に誘導される案件もあるので、それは避けた方がいいと思います。

knkyoさん-- アカウント情報にプロフィール画像がないとか、実績が1件もないようなクライアントは避けた方がいいですね。
クラウドワークスには、フィルターをかけて検索する機能があるので、それを使えば認定のクライアントから選べます。怪しいクライアントが除外されて安心かなと。

眞道-- なかには、あえて実績がないクライアントの案件に応募する、というワーカーさんもいますね。
クライアント自身が動画編集やクリエイティブの知識がないから、専門家を頼ってクラウドワークスに発注するケースも多いです。「分からないところは自分が全部やりますよ」と、どんどん仕事を巻き取っていくことも時には重要です。


気になる案件全部に応募して、複数契約できた場合、できそうなものだけ選んで、あとは断ってもいいのでしょうか?

TWORKSさん-- 私自身、気になる案件全てに応募しても、最初はほとんど決まらないような感じでした。

全部契約できるわけではないので、まずはどんどん応募して「このような案件に応募したら打率はこれくらい」という肌感をつかんでおくと目安になると思います。

眞道-- 契約した場合は、責任を持って納品しないといけませんが、お返事いただいたもの全部が無理そうであれば、契約する前に辞退すればいいかなと思います。まずは応募してみるとよいのではないでしょうか。


仕事を獲得しやすくなったと感じた時期は?思い当たる理由も教えていただけますか?


TWORKSさん-- そうですね。一番はクラウドワークスとAdobeのセミナーに登壇した後です。自信もついたのかもしれないですけど、結構打率高くなったな、と感じました。

あと、プロフィールは1~2ヶ月に1回くらい見直していますね。どうしたら相手に信用してもらえる文章になるかな、と考えながら、どんどんブラッシュアップしています。

例えば、「サラリーマンで〇年働いています」「YouTube登録者数〇人のチャンネルの動画を編集しています」など、具体的に数字も入れて書くのがポイントです。

knkyoさん-- 僕もクラウドワークスさんでの実績ができてきたので、「自分はクラウドワークスで何十件こなしました」とか「このイベントに出演しました」などとプロフィールに書いたら、プロフィールの閲覧数が若干上がりましたね。
それも追い風になって、去年は結構理想の仕事を取れました。


現在の副業収入はどのくらいでしょうか?さしつかえなければお聞かせください。

TWORKSさん-- 最初の年は0円で、2年目は数十万円、3年目はその倍という感じで倍々に増えているイメージです。その分、PCなどの装備も整えていますが(笑)

knkyoさん-- ちょっとTWORKSさんにはかなわないですけど、動画では1年間に数十万円くらいです。その他の副業もあるのですが、特に去年は、空いた時間を全て副業に費やしていたので、自分の限界もわかりました。
一回がむしゃらに、一年間ぐらいひたすら動画編集をしてみるのもお勧めだと思います。


案件が継続につながるコツはありますか?

TWORKSさん-- 丁寧なコミュニケーションが大事だと思います。「納品が終わった後コメントなし」というよりも、「またあの人に頼みたい」と思ってもらえるような、お互い気持ちよい形で終われる状態がいいかなと。

knkyoさん-- 僕もコミュニケーションだと思います。去年、動画について丁寧に相談したり、メッセージが来たらすぐ返信したりすることが、クライアントとの関係作りでかなり大きいと気づいたんですね。
なので、できるだけいつでもスマホを見られる状態にしておいて、メッセージが来たらすぐ返しています。


おわりに

プロジェクト参加者のみなさんは、クラウドワークスのプロフィールを整えて、初めての案件契約に向けて取り組んでいるところです。

果たして、プロジェクトメンバーのみなさんは、案件受注できるのでしょうか!?

今後のプロジェクトの様子や参加者の様子は、引き続きみんなのカレッジのYouTube・Twitter・noteにて、定期的に配信を行なっていく予定です。

どうぞお楽しみに!


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ライター:はなこ


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